ほんの小さな勇気が明暗を分ける。

7/25日、高野山に行く用事があって、紀美野町370号を通りました。人家もまばらで車も少なかった。谷が深くて複雑な地形が連なります。

ふと「風力反対」の看板が目につきました。由良町にはなかったことです。私は、由良町のあちこちにビラを貼ったり、マイク片手に「たくさんの住民の方が風力発電の低周波で苦しんでいます。被害を訴えましょう」と駆け回ったものでした。

予想以上の袋叩きにあいました。汐見文隆先生らの迫害、追放のことを知っていたので「こんなものかいな」とは内心予想はしていましたが、それにしても被害者たちのアホさにこけたものでした。

海南市、中紀の風力発電はこれからどうなるのか分かりません。産廃の反対運動と同じで、反対運動をしていると思ったら「反対運動に反対する」反対運動だったなんてことはよくあることです。

もちろん、裏切りやスパイ、破壊工作はあります。原発以上のきめの細かい地域対策があるようです。巨大な圧力が加えられます。

一例として、被害を訴える谷口さんに12人の友人、知人、親類が次々に電話や自宅に来て「由良守生さんがあなたのことを気違いだと言って回っている」ということがありました。

本人には段々と何が本当のことか分からなくなるようです。生活が破壊されます。ターゲットにされたら、多分、抵抗は無理でしょう。

かつらぎ町を通った時、ニホンカモシカの親子が道路を横切りました。まだ生まれて間もないのか、チョコチョコと親の後をついて走る様子に対抗車のおっさんもほほえましく見ていました。

高野山の帰りだったからね。私も何かすっきりしたようなしみじみとして帰ったものでした。

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