いつものように小林先生と話していて、環境運動家たちを批判しました。
30年ほど前、コンサル会社いた時に、例の1億円を使ったふるさと創生資金でしたか、竹下登総理時代の政策で、各地に風力発電が作られたことがありました。町のシンボルとして、ランドマークとして、まぁ、お飾りみたいなものばかりでした。そのすべてが故障して動かなくなっていました。原因は、維持管理の難しさ、そして風がないので風車が回らないことでした。
電気仕掛けになっていますから、回そうと思えばできたはずなのに費用が惜しかったんでしょうね。それぞれの自治体の担当者は、発電なんてとんでもない。ただのお飾りですよ。と言っていた。平成28年に小林先生が由良町に視察に来られた時にも、広川町の一基だけ建った公園風車を見に行ったと思います。汐見先生の『左脳受容説』に記載の風力発電です。
あの風車だって、風がないから回ることはないんですよ。「ここは風況がよいですから」というのは、全国共通の彼らのウソトークです。あの時にも風なんか吹いていなかったでしょ。10m/秒の風なんか、めったに吹くもんじゃない。しかもこの電気仕掛けのトリックは、企業秘密だと言って、一切が情報遮断、隠蔽されています。税金で運営しているのにね。
ある新聞記者が私に言うんですよ。「それって守秘義務があるんじゃないですか」とね。その通りです。そしてこれが事実です。私は勤務先の仕事で、鉄塔の建設工事の仕事もかじっています。上司が高浜原発の建設課長でしたから、わりと何でもやらせてもらいました。四国の阿南市、橘湾から京都まで直流で飛ばすプロジェクトに参加しました。
ですから鉄塔の値段も分かります。風力発電の値段も随分と安くなっているはずです。もし単価が高いままなら、どこかで中抜きをしています。風力発電は政治案件ですから。こんな利権の塊もない。原発より美味しいでしょう。私は風力発電の低周波被害を訴えています。被害者ですから、他の被害者のこともよく分かります。
この風力被害に関係する環境運動家たちは、平成19年の伊豆の風力被害の時に集まった、いわゆる環境活動家です。もともと関心があって集まったんでしょうが、すっかり環境ゴロとしてスパイ、工作員として悪事を重ねています。彼らが、ここまで環境運動を貶めたのだと私は考えています。オーム教のカルトみたいな連中です。この10年余り、一度だって被害者を助けるような真似はなかったでしょ。
風力発電の何が悪いのか。それは香芝高架橋の低周波訴訟で戦った小林先生なら理解しているでしょう。経済性でも利便性でもない。人が、人に対して、なんでこんな酷いことができるのか、この一点です。それを彼らは「土砂崩れが心配なんだよ」とあざ笑うのです。いかに彼らが狂気にまみれているか分かるでしょう。
最近では、各地の風力反対運動で、その非道な、冒涜としか言いようのないエセ連中を見ました。これが水俣学だな、とつくづく恐ろしくもありました。問題のすり替えでした。何も考えない、ヘンな環境運動家たちを集めての、被害を水害や土砂崩れにすり替える勉強会でした。組織的に社会を、個人を破壊しているんですね。ご指摘の、海外の風力発電の経済性については、ページは検索できませんでした。
値段はあまり関心がありません。安けりゃよい、ものでもありますまい。Protest wind farmで検索すると、世界中の風力反対運動が出てきます。ドイツ語で検索してみても、ドイツだけでも、ものすごい抗議デモが行われています。ところが日本ではどうでしょう。そんなもの一つもないのです。これがどういうことを意味するのか、私は最初から疑問でした。
その答えを求めて、社会心理学の先生連中に声をかけたんですが、誰一人として応えるものはいなかった。腐った連中でした。私は、由良町だけでなく、全国の風力関係者から総スカンですよ。被害者たちはたくさんいるはずなのに、なぜ誰も声を上げないんでしょうね。死んでしまったら抗議も何もないですけど。では、海外では、なぜ、地域の人々が協力して抗議運動をあんなにたくさん起こしているんだろうかと。
日本人は小金をもらって満足しているんだろうかと。いや違うだろう。風車病になって苦しんで死んだ人を、関係者は興味津々で見つめていたはずだ。『風力発電の被害』にもその経緯を書いた。周囲の人も、初めのうちは気持ち悪そうに眉をひそめていたやないか。それをいつの間にか人々は「関係ない」とあざ笑うようになっていた。日本人の人間性なんてこんなものだったのだ。
伊豆や伊方など、被害感のない人たちは勝ち誇っているからね。特に役場の人は笑顔をたたえて喜んでいる。低周波被害を通して、こんな社会風土の違い? トリックが今の課題になっています。風速10m/秒の風なんかない日本では、風力発電は何の役にも立ってはいない。金儲けのダシなのだ。その費用を我々がすべて支払うことになっている。世界から見ると葱鴨よな。
日本人がアホにされていることに誰も気が付かない。風力被害者になると、弾圧もあるし、ヒツジになって、何も分からなくなるらしい。これまでたくさんの被害者が亡くなっているのに、誰も問題にしないでしょ。2018.1/20、1/22日、2019.8/24日、2019.2/7日、のページに谷口さんの訴えをアップしています。
なんで誰も気にも留めずに笑いものにするんでしょうね。由良町だけではなく、各地の被害地で、まったく同じ有様になっています。これはダメだ、と思うのは私だけなんだろうか。倫理、道徳のない社会ほどみじめなものはない。私はそう考えている。