こんな仕掛けに騙されるな。

低周波被害者の会の窪田泰さんと話していて、「もうバカらしくてさ、いちいち説明してらんねえよ」「分からん奴は、どうやっても分からんのだから、放っとくしかないだろう」ということでした。私も、このブログで、もう6回くらい同じ説明をして、彼らの嘘八百を解説してきたと思います。それでも彼らは「ウソ」を懲りることなく何度も繰り返すのです。

アホらしいったらないよな。それも全国でやっているんだから、国策による風力発電推進がどんなものか舞台裏が分かるではないか。最初に真実だけ宣言します。風力発電の低周波被害は波長が20Hz以下の聞こえないとされている領域に、卓越した被害成分があります。トップページにアップしたドイツZDFの動画の通りです。私が土木学会で発表した動画にもあります。

我が家で測定した風力発電由来の低周波音分析図の通りです。そして風車病とは、外因性の疾患、つまり風車が出来たから有害な低周波音によって内耳の器官が損傷して苦しむことになりました。けっして先天的な病気ではありません。本人の持病とか、本人に原因があるわけではありません。すべては風力発電が発する有害な低周波音、特異なピークを持った被害成分によって苦しむことになったのです。

これに対して、松井、田鎖は、あたかも低周波音被害を心配する風を装いながら、その論文には波長20Hz以下はない。聞こえない音は影響しないとしている。H特性と言いながらA特性と同じく低減補正して、特異なピークを持った被害成分をなくしている。また、先天的に内耳に損傷のある人が苦しいという訴えをしているのだと決めつけている。【この二つのことは、環境省の報告書にあるように、被害を否定する論法と同じものです】

それを全国の「考える会」は偉い先生として祭り上げて、拍手喝さいしているのだ。「一般の人は特に心配することはない」とか「どのようにして風力発電を普及させるのか考えたい」と言っているのだ。この集まりは一体何なのか。私のページで5/13日に田鎖の動画をアップしているから見てみるとよい。「最初から、最後まで、ウソばっかりやないか」と窪田さんは笑った。笑って済ませられる場合ではない。

巧みな話術、北海道大学という権威と威厳をもって、何も分からない人たちがそれを聞くと頭に浸み込んでしまうやないか。一方、汐見先生は全国各地で迫害されて追放されてきた。由良町でも悪口で散々だった。一人、被害の真実を訴えてきたのになんということか。今、窪田さんと私だけが彼らのウソを訴えています。

頭の体操だと思って、5/13日アップの動画を見てみるとよい。松井の論文も見てほしい。何がウソなのか、問題なのか、オレオレ詐欺と同じだということを学んでほしい。かなり悪質やで。考える会の趣旨も分かるだろう。