福島の原発被害に苦しんでいる人がいる。放射能の被ばくが原因なんだが、それにもまして被害者に対する弾圧がものすごい。Twitterなどでも、これでもかっ! と人々はボロクソに被害者をこき下ろすのだ。有名なジャーナリストもあるから、人は、こんなにも簡単に、相手が弱いとなると嵩にかかって攻めたてる。
かつて水俣でも酷い差別がありましたなぁ。それと同じことが繰り返される。私は風力発電の低周波音被害を訴えているから、風力被害者が、どんなにつらい思いをしたのか目の当たりにしている。谷口愛子さんらの苦しみの声を聴いた人は多いだろう。それをまた、面白いと言っては囃し立てて笑っている。
この国は、いったいどうなってしまったんだろう。私も風車病で苦しんでいるからね。人々の、私に対する弾圧の酷さはスゴイものでしたよ。今日の産経記事のアホらしさよ。元首相たちはどうでもよい。提灯持ちのジャーナリストも、読むに堪えない代物だった。福島の被害者は、甲状腺ガンだけじゃないからね。
言葉にして人に言えない苦しみがある。水俣病でも風車病でも、それは同じだ。それを黙らせるために、国は、行政、政治は、被害者を弾圧する。世界の笑われ者だよ。もしさ、これが風評被害だったら、福島の人は逃げ飛んでいないわな。「アレじゃぁ帰れない」そう言っているじゃないか。
放射能にしろ、人災にしろ、それが危険だと分かっているからでしょ。それと、もともとは原発音頭を踊って喜ぶほど、原発を誘致して潤う人たちがいた。福井の原発銀座もそうだ。すっかり地域は作り変えられている。言葉を奪われた管理社会だよ。ディストピアともいう。由良町の周辺にも、3か所も、原発計画があったからね。
それがどういうことか分かるのさ。今も、もちろんそのシコリは残っていて、風力発電の被害へと連続している。いや、原発のゴミ捨て場にしようという計画もそのままだ。この人らは何を考えているのかと私には不思議でしょうがないのだ。カネしかないのだ。権力に任せた社会の破壊とか。君臨とか。狂気やね。
津田敏秀先生とは何度か電話で話した。当たり前のこと書いているから、べつに珍しいとは思っていない。研究者はこうあるべきだと思っている。『医学者は公害事件で何をしてきたのか』は名著だ。読んで見るとよい。これで産経は地に堕ちた。アベと言い、再エネといい、原発の太鼓持ちよ。恥ずかしくないんやね。私は違うからね。