風力発電の低周波被害、健康被害に反対していると思っていたら、思わぬヒッカケが隠されています。「毛鉤に騙される奴が悪いんだよ」とおっしゃった大臣がいましたなぁ。今回の記事では、やたら「疫学調査」が書かれています。私もやったらいいのだと思っています。
しかし何年かかるのか分かっていて書いているのか? 水俣病やイタイイタイ病では疫学調査をしたのか? 全国で、これだけ風車病に苦しみながら亡くなった人がいる事実を前に、「健康被害が出る可能性がある」「疫学調査をやる以外にない」「不安視されている」などと、よくもぬけぬけと書くものよ。
被害者を無視して、被害の原因、本質をすり替えるテクニックやね。秋田の記事では、すでに低周波被害に苦しむ人がいると書いてある。それでも「調査を行うことも計画している」と悠長な記事になっている。切迫感はない。由良町や、そのほかの被害地でも、ついに被害調査を行うことはなかった。
大体、水俣市や富山市で被害調査をしたことはなかった。記事にある田鎖とは、松井と連名でヘンな論文を書いているではないか。以前、2017.1/10日、2/24日、7/31日、8/7日、のページには、いかにおかしなことを書いているかを説明しました。
なぜ「疫学調査」という言葉に引っかかったかと言うと、「時間稼ぎのごまかし」というだけではなく、最近の福島での被ばく被害が疫学的に証明されているからです。新聞やテレビには絶対に出てこないでしょう。被ばく被害を訴える人も今のところ、絶対に認められることはない。
つまり、分かっていて、「さあ疫学調査だ」と言っているのです。残念ながら、記事に参加した人たちには、こんな当たり前な詐欺にも気が付かない。というより風車被害を隠ぺいするための反対運動なのだ。問題のすり替えが目的なのだ。同時に、被害地域の管理が目的なのは見え見えです。
由良町で散々体験しました。考える会なんて何を考えているのか? 環境運動家のウソ八百よ。「地域の引き裂き」と、あるジャーナリストは見透かしたけれど、秋田でも同じことが行われているんでしょう。被害者さんへ「そんなとこ、早く逃げ出せ!」