日本人は馬鹿なのか。

アメリカのサスペンス小説に『ウィスパー』という地域支配を目的とするベストセラーがあった。小さな町の水源地にクスリを投入して人々を自由に操ると云うものだ。日本でもよく売れたから知っている人もいるだろう。インテリジェンス、策略とは、アメリカのような移民社会にあって、常に危機感を以って生きなければならないものらしい。同じような社会小説はたくさんある。

その点、日本は単純な構成になっている。ムラ社会。東の果ての小さな島国だからね。鎖国とか、島国根性が染みついている。h28年に由良町に視察に訪れた京大の小林芳正教授らは、まるで徳川時代、封建社会やな、と感想を述べた。私は旧家のボンだからね。昔のままのシンボルに見えたんだろうか。これまで私が由良町内の悪口を言うと、きまって人々は「オマエがその代表だよ」と言われたものさ。

それで小林先生らの言葉を一般論として聞いていた。ただ、その後に測定してもらった風力発電の低周波音は厳しい現実を見せる。日本気象協会の測定は可笑しい。結論が間違っている。当たり前のことだけど、真実は一つだ。黒いカラスでも、白と言われれば白という。それが日本社会なのか。科学者は事実を述べるだけ。とても有り難い時間を頂いた。私の中で、どれだけの自信を培ったことか。

添付資料にあるように、風車は回っている時と、止まっている時では、40dbも差がある。対数表示だから10000倍のエネルギー変化だ。人の耳には聞こえないエネルギーを持った気圧変動として遠くまで伝播する。倍音、高調波があるから風車の低周波音だと分かるんだよ。指紋みたいなものよ。アメリカ物理学会JGRの調査研究では100㎞先まで伝播が確認されている。(219.3/11、3/12日のページに記載)。

また被害記録としては、フィンランドでは15㎞離れた地点で被害者を確認している。低周波被害、風車病だ。日本にはありませんな。この認識差、意識差は、岡山大の津田敏秀教授に指摘されたけど、日本騒音制御学会の酷さを見るとよく分かる。御用学者の集まり。騒音測定など、利権、金権、泥沼になっている。恥ずかしくないんやね。まるで幕末の大塩平八郎の乱が起こるようやで。

実際に、谷口愛子さん宅の音を測ったら、それは国道を走る車の音でした、なんて報告書に書いてある。由良町役場は大喜びよ。クソミソな批判を浴びた。谷口さんがだよ。私に対してだよ。今もこの評価が定着して笑いものとなっている。面白いのだ。じゃぁ、海外でやっている烈しい風力反対は、いったい何の意味があるんだい。アホよら、関係ない、というだけかい。

ふと、先日行った「有田川町、風力反対」と検索して見た。なんと私のページがアップされている。それと「土砂崩れが心配です」という署名運動と、奇妙な食い違いに違和感を持った人もいるだろう。実はな、海南市と有田川町の間の山。そして有田川町と広川町・日高川町の間の山。北側の山と、南側の山。それぞれ風力計画が違うのだ。海南市下津町、大窪地区では酷い風力被害があって、汐見文隆医師が全国に発信している。

何が悪いのか、そんなことは誰でも分かっている。南側の山、同じ有田川町なのに、そこのペテン師たちは、私たちは土砂崩れなんです、と言っている。私なんか、ハナから拒否される。日高川町の自称・風力反対と連携しているからね。風力被害を否定する汚い学者を担いで意気軒昂よ。カルト。何を言っても通じない。由良町がそうだからね。コピー人間を見るようだよ。

わざわざ私に「土砂崩れが心配なんだ」と電話してくる。コンクリートでちゃんと固めてもらいなさいよ。AIロボットみたいに、土砂崩れ、土砂災害、水源地、と繰り返す。人間支配とは、こんな恐怖になるんや。ファシズムやね。低周波被害、風車病を否定するためのトリックだとは知っているがね。彼らにはそんなことお構いなしさ。操られるまま、ロボットや。

世界中で、日本だけが「Stop wind turbines !」(風力発電を止めろ)の言葉がない。被害者を生贄にして笑って喜ぶ社会。暗闇に覆われた不気味な人々の笑いに、ゾッとしないか。他所では逃げ出す人がいるのに、由良町にはあまりいなかった。死んでも分からないらしい。そこまでには、とうに人ではなくなっている。恐ろしい出来事なんやで。もう止めようやないか。