広島からの手紙

広島市の山中に風力計画があって、反対運動をしているお坊さんがいます。20本の赤いのぼり旗を作って、頑張っています。たぶん、たくさんのスパイや工作員に取り囲まれて揉みくちゃにされていることでしょう。日本海側には、島根、鳥取、兵庫、と既に多くの風力被害地があります。風力発電の被害とは何か、もう隠しようもなく分かっていることでしょう。

自明の被害よ。それなのに行政は、政治家は、「風力被害など聞いたこともない」と言っている。オッと、職員にしても、本当は知っているのに、保身のために被害を知らん顔して、地域活性化だとうそぶいている。アホな連中よ。被害者が苦しんでいるのに、何が面白くて「そんな話、聞いたこともない」と言い続けるのか。情けないと思わないか。

この坊さんはインターネットをしない。どこで私のことを知ったんだろう。たまに電話で世間話をする程度だ。私とは宗派が違うから、お寺の話はしないようにしている。我家は高野山と臨済宗だからね。無門関の世界よ。遠縁の親類に、エラク出世した坊さんがいて偉ぶっていた。風力被害に苦しむ檀家を見て笑っていた。

私は手にしていた酒杯を投げつけてやりたい思いでいっぱいだったよ。比較するのもバカらしいが、どちらが崇高な坊さんかは明らかだろう。全国の風力反対の有志たちよ。この人を助けてほしい。御用学者だけは御免やで。その時点で、その運動会が偽物であるのはバレバレよ。大切なのは、そこに暮らす人々の生活よ。風力発電は精神を破壊する。社会を破壊する。