風力発電はガンになる。

谷口さんの隣の人がまだ若いのにガンで亡くなったそうだ。谷口さんもガンで苦しんでいた。手術のために由良を離れていたので、その分だけ長生きできたのだ。谷口宅の近隣では、三軒並んで風力被害を訴えていた。三人とも苦しみながら亡くなっている。中にはエンエンと、声に出して泣いて苦しさを訴えた人もいた。精神的に参ってしまっていた。

私にはどうしてやることもできずに、汚い罵声を浴びながら由良町議会で被害の実態を訴えるだけだったのだ。地域の人も、環境運動家たちも、それは私を否定してアホにしてくれたものよ。その近所には、早い時期に、やはりがんで亡くなった人がいた。隣の田んぼで米を作っていたことから、何度か親しく話すことがあった。彼は夫婦二人とも風力被害に苦しんでいた。

しかし世間の付き合いがあるから被害は訴えない、と言って私を拒否することになった。地域活性化事業とやらで、一生懸命にやっていたようだ。ただの協力事業なのにね。まだ若いのにあっけない最期だったよ。まさにPathway todiseaseだよ。なんでも低周波被害を受けると体内にコルチゾールとかいう悪い物質が溜まっていって、病気を引き起こすらしい。

あるいは免疫をなくするらしい。アメリカのトランプ大統領が再エネ事業に反対するとき、「風力発電はガンになる」と言ったようだ。この言葉に、神の言葉のように感謝した人もいるだろう。私もその一人だ。近所に、以前、風力被害で夜も寝られない、と言っていた人に、ガンになって死ぬのは風力発電のせいやで、と言ってみた。

彼は「ふ~ん、聞き始めやな」(聞いたことないな)、と言って私の話を否定した。ずる賢い人よ。私は何度となくこの話をしているし、このページにも書いてきた。しかし誰も被害者の死と、風力被害に関係があるなんて言う人はいない。風力裁判と同じで「個人の思い込み」なのだ。と書きながらも、いや、恐ろしいことになっている。関わりにはなりたくない。

首をすっこめて知らんふりしている人もいるだろうとは思っている。風力発電21基を目の前に見ながら、二軒の医院がある。医師は当然、何が起こっているのか分かっている。汐見文隆医師が「キサマに医者の資格はない。医者なんかやめてしまえ」と怒鳴った気持ちが分かる。汐見先生は死ぬまで正義感があった。犯罪が許せなかったのだ。

カネ儲けのネタにすることなど許せることではなかったのだ。それにしても風力被害を否定する強力な仕掛けよな。「由良守生」と検索すると、画像欄には風力発電の宣伝サイトで埋め尽くされている。何かの呪いがあるんだろうか。人々は風力被害を否定することで、仲間意識、共通の価値観に安心して被害者を虐待できるんだろうか。『服従の心理』にはそんな心理コントロールの実例が詳しく解説されている。

何よりも被害者が苦しみの声を上げると笑ったのだ。国家犯罪に立ち向かう人は、誰もいないんだろうか。各地で風力発電の建設が進められている。必ず被害者が出るから、もうすでに被害の取りまとめに、極秘資料の収集に、取り掛かっている人もいるだろう。早く公開してくれ。風力発電の被害を誠実に訴えようやないか。風力発電の低周波被害で耳鳴りがして苦しいのだ。