小春日和の風もないのに風車が回っている。

先日から気が付いているんだが、風もないのに風力発電が勢いよく回っている。今の季節は小春日和で、風もなく穏やかな天気が続いている。山の上だって同じだよ。なんせ蜜柑畑は山の上だからさ、どうしても分かるのさ。じゃ、何で風車は回っているのか。電気仕掛けで回している。固定価格買い取り制度があるから、相当な儲けになるんだろう。いったい何を生産しているのか、誰か説明できるか?

風速10m/秒の風なんかどこにもない。全て嘘だ。低周波被害、そして被害を否定する弾圧が私を苦しめる。「オマエだけだ」と。すごいじゃないか。これまで風力被害に苦しんでいた人たちはどうしたんだろう。被害者を弾圧した人たちは、さぞ成果に喜んでいることだろうて。由良町だけではなく、全国的に風力被害者は消されていた。見事というしかない。こんなにも簡単に世論は操作できたんや。

由良守生ブログの方には、由良守應のことを書いた。彼は由良町、和歌山から追放されたことは有名だが、その理由がどうも分からない。吉田松陰の斬首と同じ時期だから、行政から見れば危険極まりない、と判断したんだろうか。殺されなかっただけ運が良かった。由良町には味方になってくれる人は誰もいなかった。それでも京都へ行くと、志を同じくするような幕末の志士がたくさんいた。

追放されたからこそ、新しい人生が始まることになった。何か持っているものがあったんだろう。対して、私には何もない。毎日、風力発電の低周波で苦しんでいる。人々にはアホにされるし、誰も手を差し伸べてくれる人はいない。正解は既にあるが、日本では認められない。畑地区の谷口さんらは、風力被害を訴えながら苦しみ抜いて死んだ。人々は笑って喜んだ。私はまだ生きている。ヘトヘトになりながらも、何か出来ることはあるだろうと考えるのだ。

全国で、風力発電の計画に反対するグループがあると聞く。しかし、すべての運動会が「土砂崩れが心配です」と言っている。低周波被害者の話はどこにもない。人は、土砂崩れを心配して、頭痛や目まいに苦しむのか? アホらしい言い回しに、誰も疑問に思うものはいない。何でもいいのだ。烏合の衆というか、被害地域の人たちは、どうせ同じ運命にある。ただ、なぜ誰も、この風力発電の被害に抗議しないのかと、それが残念なのだ。