山田征を読んで

小林先生の書評です。私もほとんど同じ感想です。「再エネ」という言葉で風力発電や太陽光発電をうまく包み込んで公害を隠ぺいしていただけでした。たぶん山田征さんの講演を聞いて、ほとんどの人は再エネの誤魔化し、ウソ話に気が付いたことと思います。

しかし現実は、野鳥の会や日弁連など、環境運動家、環境団体などが風力発電を推進して低周波被害者を弾圧していることに、まったく疑問を感じていません。風力発電に反対するものに反対するために反対運動を利用していることに気が付いていません。

環境省が毎年のように低周波被害を否定している言葉を、言葉を言い換え
て繰り返し、同じ主張をしていることに全く気が付かないのです。パソコンがウィルスに感染しているのと同じですね。いや、マルキシズムやナチズムと同じです。破壊工作というんでしょうか。結局、「考える会」なんていうグループは、何も考えないで、上から言われたことを受け売りするだけの野次馬、思考能力のない人たちでした。

風力発電の低周波被害者を、だれか一人でも助けたことがありますか? 被害を隠ぺいすることが、被害者を弾圧することが彼らの使命なのでした。そのことを山田征さんは、力を込めて書いているのだと感じました。以下、小林先生からの伝言です。

 

山田征を読んで

山田征を読んでみてだいぶ勉強になりました。こんな貴重な情報が、山田氏の私費出版というのは残念なことです。もっと広く世に問うことは出来ないものでしょうか?疑問点も少しあるので、それは私の感想文から読み取ってください。

山田征:自然エネルギーのホントのこと(自費出版)を読んで                20181118

自然エネルギー推奨のまやかしを徹底的に暴露した。再生可能エネルギー促進賦課金を電力料金の請求書に紛れ込ませることにより、自然エネルギー政策を進めるための資金を消費者から強制的に支払わせる方式が2009年から導入された。この賦課金は当初、普通の過程では10円前後だったが、その後1年ごとに上がり今は数百円になっている。著者(山田氏)は、この賦課金が自分の意見に反するため支払うことを拒否したため、電気料金は払う意思があったにもかかわらず、電気を停められ、現在は電灯もテレビもなしで過ごしているというから、その徹底ぶりに驚く。ここまで言行一致している言論人は珍しく敬意を払いたい。

だが文中、電話をかけたり、かかってきたりする話が出てくるので(p78,109など)、電話に要する電源はどうしているのだろうと疑問を持った。もっとも、別のところで、ガスボンベで発電できる小型発電機を持っている話も出てくるから(p136)、電話の電源もこれで賄っているのかもしれない。だから著者の商用電源は停められているという話をまるきり信じないわけではないけれど…。

この点の小さな疑問を除くと、本書から学んだことは多い。一番大事な点は、再生エネルギー、例えば風力や太陽光発電を増設するほど、それらは四六時中、昼夜を問わず発電できる技術ではないので、足りない分を補うため火力か水力発電が必要になるということである。動かしたり停めたり簡単にできない原子力発電の増設とともに余った原子力の電気で水を上池にあげる揚水発電が増えたように、風力、太陽光発電の増設とともに、火力発電も増えているらしく、再生可能エネルギーによる発電が増えたからといって、本当に火力発電を減らせているのかというとそうではないという。

紹介者(筆者)は、風力や太陽光で常時発電できない分は蓄電池に貯めて置いて使うのだろう(少なくとも構想としては)と単純に考えていたが、遠い将来はさておき、現状はほとんど火力で補われているらしい(蓄電池の研究は大いに奨励されており補助金が用意されている)。

本書で知ったもう一つ重要なことは、再生可能エネルギー(風力や太陽光発電)の自然破壊がひどいということである。風力発電の自然破壊も大きいが、太陽光発電はもっとひどく、森林や農地を破壊し、そこに太陽パネルを並べ、気象条件さえ変えてしまう。

以下、印象に残った個所を順不同で列記する:

・「自然エネルギー」といえば飯田哲也氏だが、同氏は前社民党の福島みずほさんとつながりがあり、1999年「自然エネルギ―促進議員連盟」を立ち上げた。P71 同氏のこの系譜を見れば、由良守生ホームページで出てくる飯田氏が、風力発電の害についても歯切れが悪いのもうなづける。http://yuramorio.com/?p=3592

・山田征氏は、福島原発事故より前の2009年、菅直人氏(元首相)や、その秘書とも電話で「再処理工場」の是非について議論している。この議論は、結局、原発容認の民主党とは物別れになったのだが、山田氏の最後の捨て台詞「「必ずいつかきっと、あの時止めておけば良かったという日が来ますからね」は的中し、「再処理工場」ではなかったけれど、2011年3月の福島第1原発塩事故が起こったのだった。p79-81

・「農山漁村再生可能エネルギー法」の怪。2013年公布のこの法は、それまで農業利用しか認めていなかった「第1種農地」でも再生エネ事業への転用を認めるものだった。p102

・山田氏は、遺伝子を傷つけるのは原発だけではなく、世に普及しているマイクロ波も多いという。P114 紹介者は、電磁波の人体影響についてはほとんど何も知らないので論評はできないが、もしこれが真実だとしたら現代の生活はほとんど成り立たなくなるだろう。電磁波といってもその周波数範囲は極めて広く(波長で言った方が分かりやすいと思うので波長で言うと、電波にはいろいろなものがあり、波長100万キロメートルから0.1㎜に及ぶ)、主に問題視されているのは最近一般の利用が急増しているマイクロ波(波長1m以下)だろうが、波長1mの電波と、0,1mmの電波の影響が同じであるはずもなく、もう少し帯域で区別した議論が必要だろう、これは紹介者の単なる感想だから当該専門家の解説が欲しい。

 

 

 

 

 

 

カテゴリー: 新着情報 パーマリンク
-->