大本営発表ではないか。

産経新聞の『正論』に記載された提灯持ちの記事を批判してきました。原発と再エネ推進をあからさまに無責任に煽っていたからです。
小林先生からメールがあって、経産省の記事を見ました。こういうのを大本営発表と言います。ウソばっかり。日本の弱点がこれでもか、と書き連ねています。

70年ほど前の参謀本部と大本営発表を思い出してほしいのです。貴重な情報があるのにすべてを無視して破滅、敗戦に至りました。アホらしい希望的観測にかけていました。

まるで操られるようにして撃沈されました。レベルが低いと批判する状態ではなく「アホか」としか言いようのない硬直した運営をしていたのです。
今回の経産省の記事にも、原発の惨禍は書いてありません。風力発電の低周波被害のこともありません。

蓄電池とか第3のエネルギーとか、あるはずのない希望的観測にかけているのです。それが嘘だと私たちは知っています。それなのに社会の破壊に向けて遮二無二突き進む魂胆は何なのか。
立ち止まって歴史に学ぶことはできないのか。以下、小林先生からの伝言です。

国際的に顔が悪いという理由からか、経産省が脱炭素新方針を打ち出しました。

脱炭素自体は悪くないとしても、原子力はそのまま、風力、太陽発電は主要な発展方向のようで、それらの自然破壊や公害には無頓着な方針で(諸外国のように規制基準はない)、このままでは「低周波音被害者」はこれまで以上に厳しい条件におかれるでしょう。

経済産業省

新しいエネルギー基本計画が閣議決定されました。