平成28年3月議会一般質問要旨

3/11日、(金)、由良町議会の一般質問で発言しました。まったくの無視、冷淡な答えでした。
町長は一言も発言せず、副町長も知らん顔、担当課長が短い言葉で拒否を繰り返しました。

ある科学者が提供してくれたアメリカやヨーロッパの文献や報告書に対して、偏向したものとしました。
そして平成28年2月に発行された環境省の『中間とりまとめ』に従って対応すると答弁しました。

では、風力発電の建設に際しての、あの協定書は何だったのか。ウソだったんです。平気で嘘をついて開き直っています。
ちょうど区長会の視察で、各地区の区長さんが見に来ていました。(新聞報道17名) 中には、私に対してやじを飛ばした人もいました。

すごい区長さんもいたものです。行政の末端機構です。権力を与えられて妙に張りきっているんです。
風力発電の被害を受けて苦しんでいる人がいることには関心がなく、レベルの低い私利私欲だけの集団でした。よくもまぁ、こんな変な人ばかり集めたことよ。
結局、アメリカやヨーロッパの被害報告を例にして発言しても、由良町で起こっている風力発電被害についても、「偏向したもの」として、国の指針にのっとって判断している、と結論しました。

風力発電による被害は認めない、抗議は拒否する。ということでした。
もちろん畑地区の自称被害者さんたちは誰も来ません。初めから低周波音被害の会の窪田泰さんに教えられていました。

彼らはみんな嘘つきだと。親父にも何度も言われ続けてきたことでした。これが日本全国で、当たり前のように行われている被害の実態です。
ドイツやデンマークで抗議運動が起こっているのとは大違いでしょう。人口密度の高い日本では、もっと被害者がいるのにです。日本のマジックです。

トリックがあるんです。公害を隠蔽する行政の技術はますます洗練されるでしょう。
たまたま私一人が違った、ということです。たくさんの人が風力発電の低周波音被害で苦しんでいます。

風力発電の低周波音による健康被害について

 平成23年12月議会から、今日まで、私は連続して風力発電の被害を受けて、地域の人々が苦しんでいることを伝えてきました。
この4年余りの間には、全国に同じような低周波被害にあって、苦しんでいる人がいることも分かりました。

時々、我家にも被害者から電話がありまして、何とかならないものか、と苦しさを訴えられています。
また、世界的にも風力発電により多くの人が被害を受けていて、風力発電事業自体に、そのものに問題があることも分かりました。

元々、風力発電はヨーロッパの文化です。昔から風車を使って、偏西風を利用して、小麦粉を作ったり、配水ポンプの動力にしたりと、テレビのアニメにもよく登場していたものです。

日本は、単にそれをモノ真似しました。
今から30年以上前のことですが、風力発電事業が今日のように奨励される前のこと、まだ小規模な100kw、200kwのときは、本当に公園のシンボル的な風車でした。

小規模なので低周波音被害もありませんでした。
ところが、効率を求めて1.000kwを超える巨大な風車が建設されると、いきなり有害な低周波音が発生して、地域の人々に被害を与えることになりました。

当然のように、風車先進国のアメリカやヨーロッパでは、たくさんの被害報告や研究論文があります。
日本の行政や事業者にも、そのことは分かっていたはずです。

日本は、アメリカやヨーロッパよりも、はるかに人口密度が高く、被害が深刻になることも。
今回の一般質問では、これらの先進国での対応、状況についてお伝えして、もはや風力発電による被害は隠すことができないという事実を知っていただき、由良町で苦しんでいる被害者の調査を再度提案いたします。

地域のアンケートについては、昨年1月、2月に東京大学の学生が行った資料がありますので、和歌山県議会でも報告されたとおり、参考になるかと思います。
まず、スウェーデンの医師新聞の記事です。スウェーデンの医師の77%が購読しているものです。風車近傍の30%の住民が苦痛のリスクにあるとしています。

目まい、耳鳴り、騒音過敏、頭痛が起こる、としています。これらの苦痛は慢性化することがあり、疾病の原因となり、不安や鬱を引き起こし、心筋梗塞のリスクを増大させると報告しています。

ノーベル賞受賞の、あのスウェーデンからの報告です。ノーベル賞は、日本にとっても有難い賞ですよね。
次にドイツのDie Weltという有力誌の記事です。

デンマークでは、既に陸上では風車は建設されない、としています。多くの被害例と、風力発電難民の報告が記載されています。いずれドイツでも、風力発電に対する非難が溢れだすだろうと報告しています。
他にもたくさんあるんですけれど、日本でも有名なNina PierpontのWind Turbine Syndromeの記事を紹介します。

『Wind Turbine Syndrome』でも、たくさんの被害例が報告されています。そして、デンマーク、ドイツ、フランスで、健康問題や環境問題を避けるために、風力発電を沖合遠くに設置していることを報告しています。
風力事業者は、健康問題について、「想像上のもの、仮病」などというけれど、彼らの議論こそゴミだと記されています。

医学的証拠が報告されている症状は真なのだ、と主張しています。最近、由良町を訪れた振動学専門の研究者たち、知名な科学者たちも、まったくその通りだと同意しています。
インターネットなどでは、汐見文隆医師や、Nina Pierpont医師に対して、多くの名誉棄損や批判の記事が寄せられています。でも、それは詳しさからいっても、多分、任務を帯びたその筋のプロが書いたものです。逆の意味で、汐見先生も、Pierpont医師も、的を射ている、ということです。

もちろん、私に関してもそう思っています。
日本にいると、世界の出来事やニュースが直接詳しく伝わることはありません。環境省の報告書は、風力発電の被害を軽く見る異常な編集を行っています。

ドイツやデンマークでは、風力発電の公害に対して、日本よりはるかに真面目に対応しています。私たちは、もっとヨーロッパ先進国の状況を知るべきではないでしょうか。
せっかく彼らのモノ真似で、これまで追随してきたものです。ここに紹介したヨーロッパの報告書のとおり、風力発電には低周波音という有害な被害があるんです。

風車の羽が回転する毎に、タワーとの間で空気が圧縮されて、空気振動となり、周辺地域に伝播します。
周波数が1Hz,2Hz周辺の超低周波が卓越していることは分かっています。波長は、それぞれ340m,170mあるそうです。

波長が長いので、普通の可聴音(聞こえる音)のように減衰しません。遠くまで響きます。
また、発生源が巨大な風力発電ですから、家庭の小さなエアコンや冷蔵庫に比べて、はるかに大きな音源です。エネルギー規模が違います。影響範囲が大きいのです。

由良風力発電所2.000kw,5基の南側の地域では、有害な低周波音がほとんど減衰されずに、距離減衰がないことも分かりました。
幾何学的減衰がない。そして大きな音源域の内部では、音は減衰しないことが分かりました。地形が複雑な、谷あいの由良町独特の現象です。
たくさんの人が住んでいる地域です。

風力発電は、元々ヨーロッパの文化だと、先にも言いました。日本人はまだ、風車の論理が分からないのです。ただ、もの珍しさ、新しい発電システム、というだけで付随した問題のあることが分からないのです。
これは日本人の弱点です。民度が問われています。

風力発電で、たくさんの人が苦しんでいます。一旦風車を止めて、是非、被害状況を調査してください。

質疑①

低周波音の被害について、私なりの説明を一つ致します。
それと、低周波音という呼び方ですが、誤解を招きますので、低周波空気振動、と呼んだ方が、実際の物理現象を正しく伝えているでしょう。

音なら聞こえますが、今、私たちが主に被害を被っているのは、超低周波音と言われている20Hz以下の特別に長い波長のものだからです。

人の耳には極めて聞こえにくい、感じにくい、とされています。

低周波音被害者は、一般の人よりも敏感に感じるようになっています。個人差が、かなりあります。
低周波は、自然界にあって、特に珍しいものではありません。

周囲に、人工的な低周波を発するものがなければ、風のないときは、20~30dbで、あまり変化はありません。
風のある時は、80dbを超えることもざらにあります。

この音圧で、普通の騒音ですと、えらく、やかましい音に感じるでしょう。
でも、自然界の低周波は、人に被害を与えません。

なぜ、だと思いますか。?
被害成分を持っていないからです。
前にも話した、香芝高架橋などの低周波音測定でも、卓越した周期、特異なピークを持った成分が継続して観測されています。

参照値とか、感覚閾値とかで、説明できるものではありません。それらの基準より、はるかに低い値の低周波音で被害者は苦しんでいます。
特異なピークを持った、鋭く尖った被害成分、これが連続して伝播されるから、一定の確率で人間に被害を与えます。

35年前、西名阪の香芝高架橋の低周波空気振動公害問題で証明されています。
これは事実ですから、誰にも否定することはできません。

この特異なピークを持った低周波音の測定値を平均化して表示する、評価することは、まったく意味のない、影響のないもの、とする意思に基ずいたものです。
被害の原因を誤魔化して、隠蔽するためのトリックです。
ドイツの医師新聞にも、同じような指摘がありました。ヨーロッパでも被害成分を誤魔化して隠す方法らしいです。被害成分は明白なんです。

あるいはA特性、G特性といった、耳に聞こえる騒音として、音圧を低減補正して過小評価するなどは、論外であることは言うまでもありません。
由良町の巨大な風力発電は、周波数2Hzで連続したピークを持つ有害な被害成分を発しています。

また、周波数が、1Hzから60Hzまで、連続して70dbを超える低周波音を発して、付近の住宅に、ドスンッ、ドスンッ、という大きな音を立てて被害を与えています。
こういった被害は、これまで何度も伝えてきた通りです。

町長、被害の事実がたくさんあるんです。先にも話したように、ヨーロッパ先進国では、たくさんの被害報告と抗議運動、被害の研究論文があります。
是非、真摯に、被害の実態を理解して頂きたいのです。

私は、あってはならないことだと抗議してきました。たくさんの人が住んでいる住宅地域で、許されることではありません。
すぐに風車を止めてください。たくさんの人が苦しんでいます。
私は、たくさんの被害者から頼まれて、こうして報告しています。

質疑②

ここに、2015年6月、発行のドイツの医師新聞の論文があります。
(お医者さんの新聞です。) A4サイズ17枚の堂々とした風力発電被害の報告書です。
被害のメカニズムを多面的に分析して、低周波音の測定方法の不備にも詳しく触れています。

何より重要なことは、「風力発電装置から、2~3㎞内に住む、住民の10%、または、30%の住民にしか該当しないかどうか、などは問題ではない。
それを自覚し、病気になるのが人間であることである」と書いていることです。
被害を訴えるのは、1人かい、2人かい、ということではありません。

人間が一番大事だと書いています。
そして同時に、風力エネルギーについては、モラトリアムが必要である、としています。
イデオロギー的にせき立てられて、風車をさらに設置するのは、気候変動にも、エネルギー転換にも助けにならない、と結論しています。

デンマークは、既に風力エネルギーの建設をストップしていると報告しています。
これが世界の常識です。
これまで、由良町で風力発電の被害が報告されて、問題提起してまいりましたが、ヨーロッパ先進国では、とうに対応していました。

同じ風力発電システム、同じ低周波音被害です。
由良町だけ違うんだ、とは、とても考えられません。そう思いませんか。

是非、真面目に、風力発電被害を考えてみてください。これは人災です。町長の倫理が問われています。
私は4年以上前から被害を伝えています。

もう知らないとは言えないでしょう。
たくさんの被害者に対して、今後の対応を聞かせてください。

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