石炭や石油を焚いたら二酸化炭素ガスが出る。今日の産経記事には地中に埋めたらいいではないかというのだ。CCSと言って、他のエネルギー本にもよく出てくるホラ話だ。風力発電や太陽パネルと同じで、なんかおかしいな?と感じるのだ。地中でCO₂は塩水に溶けたり、鉱物になると言う。土木技術者の私は、ここまで読むともういけない。ウソつけ。地盤の下のことは誰にも分からない。色も臭いもないから、どこに消えても誰にも分からない。
ペテン、そのものではないか。こんなホラ話を大真面目に記事にするんだから、よっぽど日本人はアホにされているんやで。日本にもガスが出てくる地域がある。止められない。どこをどうやって伝わってくるのか、誰にも分からない。こんなこと当たり前やないか。それを地中に埋める、というのだから大したものよな。風もないのに風力発電が回っている。ハウステンボスの観光風車と同じで電気仕掛けだ。
元々が詐欺で、一連の幻想、ウソの上塗りでしかない。ウクライナの戦争で、ガスや石油が、どんなに大切な資源なのか分かったんじゃないのか。これを機会に、再エネ100%にしようなんてさ、たまにそんなこと言うテレビがあるけど、アホさ丸見えよな。ドイツに言ってやれ。風力で生活しろ。メルヘンMärchenを謡っていろ。しかし日本の学者は、なんで真実を語らないんだろう。
所詮、サラリーマンだから上の言うことを聞くしかないんだが、中には正義感のある人がいてもよいではないか。「そんなことはない。役に立っているからこそこんなにも普及しているんだ」という学者さんのアホらしさよ。風力発電でも、太陽パネルでも、事業化の原理に疑問を持たないか。どうも違う! と思わないか。確かに石油漬けの生活は問題だよ。だからと言って、自然エネルギーと称する、サステナブルだと言う、その仕組みは何かを変えたのか。
答えは初めからある。イノベーションなんかどこにもない。エネルギーの無駄遣い。金儲けのダシ。ウソの上塗り。こんなことでしかないやないか。政治の無様なことよ。日本人の投影だ。ドイツ人と話した時、ディスコソングの「アラベスク」がとても良かったと言ったら笑われたよ。あんなものドイツでは誰も覚えていない。ずーっと昔の年寄りが聞いた歌だと言うのだ。10人ほどに聞いたから、たぶんそうなんだろう。
私は恥ずかしさをこらえながら、日本人との落差に、踊らされやすさだけを見た。フランスとの仲の悪さを見れば、いかに日本人が錯覚しているか分かるだろうに。