「風力発電被害」、「風力発電反対」と検索すると、トップにAIの記事が出るようになっている。これまでその記事の如何わしさを指摘してきた。特に「由良町、風力発電被害」とキーを押すと、「被害はありません」と出てくる。これはもうイカサマよ。AIでも、人工知能でもない、タダの被害否定のツールとして操作している実態を見せていた。ナニ、もともとが風力被害の否定、低周波音の否定がすべてを覆っていた。
各地でやっているヘンテコな反対・考える会のサイトを見ただろう。写真を見ただけで、文面の煌びやかな環境用語に、地域対策の論理が溢れていた。心理トリックだよ。「彼らは何者で、いったい何を目的としているのか、そのことを知ることが先決でしょ」というわけだ。h18年の東伊豆町の被害事件から、全国で同じ低周波被害が知れ渡っている。それなのになぜ、土砂崩れなのか❓
言葉のすり替え、被害の否定じゃないか。STOP 止めろ、と言えないのか。風車と、被害者の、どちらが大事なのか。風力の手先、スパイ工作員、被害者の悪口を言いふらして人間破壊が面白い。その地域の社会が破壊される。原発計画の時、あれだけ体験して大変なことになったやないか。和歌山には原発はできなかったけど、日本海側には原発銀座が出来た。それでも貧しいことよ。
原発の泡銭など、しょせんは子供だましよ。あれから50年が経つ、廃炉計画はどうした。初めの建設に関わった技術屋の思いはどこにもないやないか。原発なんか作ったらアカンかったんやで。そんな当たり前な感覚を、百姓でも漁師でも、悔やんでいるんではないか。原発に関わると、人はオカシクナル。職業病と言える。巨大な権力の中で、人形みたいになるんやろ。同じことは風力発電にもあって、やはりカネと権力かい。
原発地域の特殊なこと、それは風力地域にもあって、精神が支配されている。トリックスターがあるでしょ。なんと素晴らしい人か、と褒め添わす、そんな奇跡みたいな人があるわけない、ピエロ作戦だよ。現地要員、工作員だと分からないか。時代劇の柳生帖に出てくる隠密、草、と言う奴さ。150年前、明治維新になって、柳生町でたくさんの責任者が殺されたでしょ。権力の狭間で恨まれたんだね。
由良守應が密偵になっていたというから、たぶん関わっている。報奨が大きかった。今回の風力でも、田舎の事だから誰が悪党か、みんな知っているハズなのだ。「悪い事せなんだらそれでよい」と言っていたやないか。役場や政治家が付いてくる、権力に負けてしまう。日本人の弱いことよ。それ以上に、日本人には中身がない、カラッポなことだ。「関係ない」という。「ワシらは何でもいいんや」と言っている。
その割に私に対する敵意は卓越する。勝つ方に付かないとな。アホらしくなって、相手になる気もしない。人々の道徳観なんてこんなものでしかなかったんやで。人の不幸が面白いのだ。水俣病で学んだのに、元の木阿弥よ。今、『死に山』を読んでいて、気づいたことがある。私は土木技術者として、あちこちの現地調査に参加した。断層面とか、地滑り地形とか、植生が地域の地質を示す、とか、専門的な知識、経験を持っている。
我家の前には国道42号があって、トテモ死亡事故が多い。長い直線と、その間にあるS字カーブだ。ゆるいスロープまであるから完璧な事故多発線形になっている。道路工学では基本のイロハだ。60年前、まだ農耕の牛が歩いていた頃、こんな常識的なことは分からなかったんだろう。それと同じ現象を、由良町の風力被害で見ている。由良町は海に突出している、神戸・芦屋から由良町が身近に見えるのだ。
有田平野と日高平野に挟まれた、小さな谷間の地形がある。ネックになっていたのだ。「もがりぶえ」もこんな地形が影響する。季節風、強風の時、地形的な風当たりがハッキリする。閉鎖空間、閉じ込められるんやね。京大の奥西先生が来た時、低周波のへばりつき現象を解説して見せたけど、周辺の地域を一緒にドライブして案内したことで、その現象に気が付いたんだろう。
地域工学というのか、それぞれの地域には独特な地質・地形がある。南隣の日高町を走っていた時、大雨が降ったら平野は湖になるんでしょ、と喝破した。こんな所に住宅を建てるなんて、ということだ。この辺は地盤が上がったり下がったりしている。安珍清姫の時代、平安時代はまだ海だったのだ。奥西先生と小林先生と、貴重なドライブを経験した。有り難い。
風力被害は大変なことだけど、この過程で、今まで気が付かなかった真実を知ってびっくりした人は多いだろう。「私はなんてアホやったんや、これまで何を見ていたんや」と感動の言葉を聞いたこともある。もし風力がなかったら、こんな人と会うこともなかったやろ、とな。感心ばかりもしていられない。それだけ深刻な事態なんやで。今朝の産経には一面に原発と再エネ推進の記事が踊っている。
それが2面、3面と続いている。もちろん政治家はそれを口パクする。これだけ悲惨な被害を見て、政治家のアホさは極限を知らない。あの戦争みたいに殺されてしまう。みなさん、風力発電に反対しよう。被害に抗議しよう。由良町の風力を撤去してくれ。慰霊碑を建てようやないか。役場はもういらん。新しい組織にしたらよい。



