プラカードの意味

小林先生からプラカードに書かれた言葉の意味が送られてきました。それぞれの写真には記事が付いていて、どの地域で、人々が何を訴えているのかが書かれてあります。

それらを多数捉えて、一目で網羅できるように画像集がアップされています。これらの写真には言葉で伝わらない人々の感情がよく撮れています。プラカードは、彼らの叫びです。

以下、私のメールです。

私のホームページの添付図は、クリックすると大ききアップされます。それよりも、ドイツ人たちの感情の表現、発露です。彼らはそれぞれに何に対して「NO!」と拒否しているのか。プラカードに書かれている言葉だけでなく、記事の内容を読んでみると、どうも漠然とした嫌悪でしかないのです。

健康被害、騒音がするとか。風景の破壊とか。彼らにはもちろん低周波音というものが健康被害の原因であることは分かっていると思うのです。しかしそれがどこにもない。いや、もしかしたら記事にするライターさんがいて、故意に低周波音測定データを抜きとっている場合も考えられる。日本でもそうなっていますからね。

これらの写真を見て、日本の反対運動とはエライ違いでしょ。日本では、風力計画地でのみ、自称、反対運動が行われています。由良町のような被害地では、抗議運動が行われません。風車が建てられる地域は、ダム建設と同じで、何らかの問題を持った地域が目立ちます。行政の目線から見れば、「早くダムの底に沈めちまえ」となるわけです。

h23年12月、親父が言うには「関わったらあかん」というアドバイスでした。それほどにダメな地域でした。私もその考えが、いかに正解であったことかと親のありがたみを思います。私の住む門前地区でも、それはすごい弾圧の嵐になったものです。人は、こんなにも簡単に正体を現すんですね。

そうであったとしても、由良町では、誰一人として抗議をする人がいませんでした。そりゃあ、3~4人の被害者が由良町役場に助けを求めましたし、御坊警察にも被害を訴えていました。政治家、二階俊博や世耕弘成の事務所にも押しかけました。それだけでした。こんな田舎者ですから、何をどう言ってよいのか分からないのです。

逆に、地域対策として、野鳥の会や、「考える会」などからたくさんの言葉を吹き込まれていました。被害者たちは被害を受けて動揺していますから、精神的に弱り果て、藁にもすがりたい思いでした。優しい言葉で、次々と洗脳されていったようでした。中には暴力を受けた人もいたようです。アメとムチですね。

こんなことはh19年の伊豆や伊方、淡路島などで散々に分かっていました。それなのに、なんで日本の社会では、被害者を弾圧していじめ殺してしまったのか、それが私の疑問なんです。私の風力裁判は谷口愛子さんの死がきっかけでした。死んだ人の前でさえ、彼らは被害を否定して圧力を加えた。家族の人は「誰も来てくれなくて結構です」と断った。

その事情を私は国選弁護士に話したけれど通じることはなかった。この話は、例の大阪弁護士事務所でコテンパンに笑いものにされて拒否されたことを、以前に伝えたとおりです。原因は小林先生らの香芝高架橋の低周波訴訟ですよ。弁護士らは全く対策されていました。社会の木鐸たるものが何ということか、と驚いたものです。

h24年、25年の、日弁連の『意見書』を見れば、その酷さが分かります。彼らは被害者を助けるどころか、被害を否定した。宙ぶらりん、「分からない」とした。被害者を目の前にして、ですよ。風力発電の建設により、何が起こったのか。それは低周波音測定図を見れば明らかです。我家では音圧30dbもの差異で上下に激しく変動している。

これが耳鳴り、目まいなどの風車病の原因だ。水俣病やイタイイタイ病の原因と同じで、単純なことなんですよ。それを弾圧するから、こんなにも悲惨な事件になった。苦しみながら死んだ被害者たちは、どうしたらいいんでしょうね。それを笑いものにして喜んでいる周囲の人たちは、ここに添付したドイツ人と、何が違うんでしょうか。

私が各地の自称、反対運動の人たちを、「エセ」と批判する理由が分かるでしょ。彼らと話すだけで吐き気がするんですよ。それほどに彼らは道徳的に退廃した転落した人たちでした。地域対策だから当たり前なんですけどね。今も低周波被害で苦しいんですよ。私に対する弾圧もすごいけれど、これが日本国中で行われていて、誰も抗議する人がいない。

被害者だけが粛清されて消されています。許せないでしょ、こんなこと。

ドイツの風力反対プラカード