技術開発というウソ

ものすごい金額が補助金として消えていく。数字はただの積み重ねだから、それぞれの項目に、例えば風力とか、太陽パネルとか、水素、アンモニア、と言ったようにテーマを決めて配分される仕組みになっている。

風力も太陽光も、おのずと限界があるから、技術開発したから、風が吹く、あるいは夜でも発電する、なんてことにはならない。原発にしたって、添付記事を見ると、以前、どこかで見た記事と同じパターンになっていることに気が付くだろう。核融合はどうなったんだろう。

「もんじゅ」の莫大な開発費は何だったのか。ナトリゥムが、ヘリュウムになっただけやないか。水を使わないから、とか、水素の生産とか、恐ろしい未来図ではないか。「確実に冷温停止」とかさ。福島の原発事故を知らないのか、と思うのだ。私は技術開発をバカにしているのではない。

私も技術開発部にいたからね。だからその限界、目的意識が見えるのだ。そのアホらしさの例が後に添付した福島沖の風力実験だ。いったいいくら金をドブに捨てたんだろうかと思わないか。こんな実験は最初から素人でも分かるだろうに。それでも懲りることなく大金を闇にしまい込む。

大本営発表のウソよな。こんな暴走を誰も止めることができないのか、と。戦艦大和や戦艦武蔵の世界やで。大和ホテルに武蔵旅館、と言われて活躍することは一度もなかったという。思い込みの産物よ。今でも戦艦ヤマトのファンは多いから、何の反省も理解もできないことが分かるのだ。

エバラポンプは、戦艦大和の建造で技術を培ったとかさ。それはまた別の話だろう。日本にはカネが有り余っている、と前ページの経済分析で書いた。たとえそれが本当のことでも、金の使い方は他にもいくらでもある。視野狭窄、限られた全体主義の目標ではなく、夢のある明るい話題にしようじゃないか。

メタンハイドレードや熱水鉱床はどうなったんだろう。日本の領海にもガス溜まりがあるだろう。風力や太陽パネルのような舶来物より、日本には独自の技術があってよい。本物の夢を見せてくれる技術開発を持とうぜぃ。