脱炭素と風力のウソと、

産経の宣伝記事だから、いくらか割り引いて見なければならないけれど、たしかにこんな矛盾が表面化して、アレッ、おかしいぞ、と感じる人はいるだろう。そもそも国連気候変動枠組み条約COPなんて、いったい何のお祭り騒ぎかと思うのだ。去年まで、あのトランプは、COPを否定して拒否していただろう。

アメリカの半分の人がそれを支持していたと私は考えている。ニューヨークでは、今もニーナビアポントは風力被害を主張している。これが私の立場、考えとダブるのだ。何のために風力発電をやるのか? あの広大なアメリカ大陸でさえ、風力に対する抗議運動が盛んに行われている。日本と、人口密度を比べてみるがよい。

いかに日本が人々の生活に隣接して、風車を建てて苦しむことになるのか明らかだろうが。それなのに日本には、一つも抗議運動がない。地域対策の残酷さよ。水俣病でもイタイイタイ病でも同じでしょ。中国の人権弾圧を言う前に、日本で行っている被害者の虐待を止めないか。

外国の脅威にすり替える、いつもの隠れ蓑になっているだろう。添付の記事には、日本を経済大国として反映させたいと書きながら、カーボンプライシング、炭素税とのバランスを書く。再エネ賦課金と同じで、新たなカネ儲けになるからね。カーボンプライシングはトリックなのだ。

矛盾じゃないんだよ。何のために? という目的から見てみよう。カーボンプライシングも風力も、それ自体が目的になっている。イソップ物語じゃないけれど、なんかヘンでしょ。だからこの記事は分かりにくく書いてあるんだと思うのだ。何の責任もない御用学者の提灯記事と思えば、分かりやすいだろう。