この記事もおかしい。ワナやな。

産経の『正論』欄に、最近、地球温暖化を否定する御用学者の文がたまに載ることがある。再エネの効果などいかほどのものかと書きながら、実は結論としてカーボンニュートラルに協力して、革新的な技術開発を進めなければならないと書くのだ。期待して読んでいただけに、な~んだ? と肩透かしを食わされたものよ。

しょせんは御用学者の提灯記事だったのだ。同じことがこの記事にもあって、上手に文をまとめながら、「土砂災害」の言葉があちこちにちりばめられている。再エネとは、土砂災害のことかい、と笑えて来るのだ。もちろんカネが目当てのビジネスだろう、と批判しているけど、カネになるからこそ、電力産業があるのであって、それは見事に本質を隠す蓑にすり替わっている。

昔話に、不思議な蓑を着て、姿を消して悪さをする物語がありましたな。各地で、風力にしろ、太陽光にしろ、「土砂崩れが心配です」というスローガンが叫ばれている。違うだろう。人の生活に深刻な被害があるからこそ、感覚的に「これは危ない」と感じるのだ。風力発電なら低周波被害。

メガソーラーなら、自宅周辺があんなピカピカしたパネルに囲まれたら、何が被害かアホでも分かるだろう。「アカンで !」と怒らないといけないのに、この記事のように「土砂崩れ」の妄想に巻き込まれてしまう。一面、コンクリートで覆い尽くして、ガチンコに固めたらいいんかい。違うだろう。

こんな新聞の誘導には負けない。騙される奴は単にアホなだけよ。風力発電も、メガソーラーも、いい加減に止めようやないか。ナチス運動や、マ・レ主義と同じやで。北朝鮮は理想郷の国か? しかしそう言って人々を騙して喜んでいた国があったよな。今も、せっせと送金しているんだろ? ご苦労なことよ。