日高川上流は風車がいっぱいだ。

御坊市周辺の人は知っているだろうが、東の方、日高川の上流は風力発電が林立していて、風車でいっぱいだ。麓には集落があって人々が暮らしている。風車病に苦しむ人がいることは分かっている。それなのに、誰も風力発電に反対する人はいない。由良町でもそうだったけれど、私一人が風力被害を訴えていた。なぜなんだろう。

御坊市には昔から見識の高い先生がいて、文化の高さを誇っていたものだ。道成寺など、安珍清姫の物語もあって、情報発信の手段も優れていたと思う。ところが風力被害に対しては、なぜか皆さん黙りこくっている。まるで囚人のようにひれ伏しているのだ。私が風力発電の低周波被害のことを話しかけると、誰もが嫌悪の表情をむき出しにする。

だから、そこには何かの感情に至るコントロールがあることが分かる。これが支配技術というものか。おそらく、これらの風車群は発電の役には立っていまい。金儲けのダシなのだ。デモンストレーションよ。それにしても、なんという風景の破壊か。熊野の山々が壊されている。これまで、野鳥の会だ、自然保護だ、と言っていた人々は、自然エネルギーの時代だと言っては風力発電を絶賛している。

「考える会」なんて御用運動家たちもいる。再エネ100%の時代だと言うのだ。ウソばっかりよ。もし風力に反対する気配があれば、即座に叩き潰すんだろうね。グーグル地図で、写真にして、3Dにすると、すべての風車が消されている。情報の隠ぺいだよ。よっぽど見られてはいけないんだな。これだけでも、誰も抗議しないだろう? 不思議とさえ思わなくなっている。

海外なら、とうに抗議運動が起こっているで。骨のある人、風力発電に反対しよう。抗議しようじゃないか。役場職員のアホらしさ、議員たちの無責任を見つめてみよう。風力被害者を弾圧して、苦しめて喜ぶのは止めようやないか。彼らだって、もとは普通の人だったのだよ。社会が破壊されていることに気が付いてくれ。