中国の隠ぺい工作と、日本の風力被害否定と

コロナウィルスは中国の武漢がルーツだという。本当のことはまだ分かっていないが、こんな絵図を見ると、支配システムというのは随分と緻密に実行されている。香港や上海の人は、今でも自由に行き来しているんだろうね。それに対して、日本社会というのも、昔から変わることなく中華の影響下にある。

なんせ漢字もひらがなもカタカナも、もとはあちらの言葉だから。彼らと会話するとき、今でも漢字を書いて説明する。下手な英語を交えて、それで十分に楽しめるんだから、距離感はそう感じない。彼らにしても、日本は便利な窓口よ。それでも白人と、日本人との区別は徹底していて、なにがそう違うのだろうかと不思議な感触に驚くのだ。

この図を見ながら、日本の風力被害の隠ぺい図を思い出していた。「風力発電の被害」も、国家政策として、あの手この手の隠ぺいを重ねている。風もないのに風車が回っている、なんて序の口よ。低周波被害の否定は、絶対で、「観測しても風車由来の低周波は確認されなかった」と言うんだから笑えるのだ。

どれだけの風力被害者が虐待されて殺されたことか。地域対策では、「考える会」などにより組織的に強力に被害者を封じ込めた。「あの人は人間ではない」そう言って悔し泣きしながら死んだ被害者がいた。クスリで呆けたようなのもいた。地域の人々は笑いものにして喜んでいた。

昨日、窪田泰さんと話していて、h24年に由良町に風力被害の視察に来た日弁連の環境チームの話になった。私はてっきり窪田さんが主宰したイベントだと思っていた。汐見先生宅で、窪田さんと私を前にして日弁連は「これでは裁判にならない」と言っていた。それが半年後の意見書となって、環境省などに提出された。

しかしその後、日弁連は、再エネを大幅に増やすようにと、とんでもない意見書を環境省などに提出している。伊豆や伊方、由良町を視察して書いた意見書も、ずいぶんとずさんな内容だった。そんな話を窪田さんとすると、実は、窪田さんは誘われて来ただけで、本当は日弁連の環境グループが低周波問題に一つの意見を出す、という目的で各地の視察があった。

窪田さんは案内役になっただけだというのだ。な~んや、それってダシにされたというんやで。猿回しのサルとかさ。風力発電の被害隠ぺいに利用されただけだったんや。谷口さんら被害者たち、私は、懸命に被害のことを説明した。それなのに参加した弁護士は、「私は風力発電には反対ではありません。みんなで決めたらよい」なんて言っている。

こんな虐待もないわな。実際その通りにされて被害者たちは苦しみながら死んでいった。恐ろしい記憶よ。