昨夜、10/11日のテレビニュースで、経産大臣が再エネを主力電源にするといって、いつもの受け売りの言葉を繰り返していた。
①技術が進歩して、再エネが主力電源になる。
②大型の蓄電池が開発される。
③ネットワークで、電気の有効利用を図る。
④全国に洋上風力発電を建設する。
他にもいろいろ言っていたようだが、どれをとっても作り話で、うつろな話しぶりであった。低周波被害のことは何一つない。私は経産省にも抗議文や請願書を提出したが、風力被害を訴えたのは私一人ではないだろう。全国の風力被害者が、何かの形で、経産省に風力被害を訴えたはずである。
h19年の伊豆の被害者たちは、毎週のように被害相談を繰り返したと聞いている。やがて風力発電の被害地には「考える会」というような被害者対策の弾圧システムが行われる。「納得してもらう」というのだ。被害者が苦しみながら亡くなっても、引っ越して逃げ出していっても、笑いものにされていく。
今、全国の風力反対運動では、「土砂崩れが心配です」と言ってスローガンにしている。ついでに道路も直してもらおうではないか、などと言う様になっている。エセ運動会である。風力発電の被害者たちは、土砂崩れを心配して頭痛や目まいに苦しんだのか。そして死んでいったのか。
こんな言葉のすり替えで、簡単に反対運動は、その意味を変えていく。地元の建設会社に少しでも仕事ができればよいではないか、というのだ。各地には既に風力被害に苦しむ人たちがいる。それを気にかける人など誰もいない。社会がすさんでいる。
インターネット記事だが、韓国にも風力反対運動、抗議運動があるらしい。世界中で風力反対運動があることを思えば、これが普通なのだ。日本が、おかしいのだよ。