農業のデジタル化、って何だ?

私は親の譲りものの田畑で、蜜柑と米を作っています。親父の頃は、ウスイ豆やニンニクも作って忙しくしていたものでした。最近は高齢化した農家の人から耕作依頼が多くなっています。私もこれ以上は無理なのですべて断っていますけど。最初は、地域の人と情報を共有して、個人だけでは無理だけれど、何とか田畑の維持管理を行える仕組みができないかと話しかけたものでした。

百姓、ってのは難しいからね。とくに由良町の風力発電ができてからは、私に対する弾圧が強められて、連中は支離滅裂よ。こんなにアホな奴らやったんや、といい勉強をさせてもらった。とまれ、農業のデジタル化よ。農林水産省のページを見てみると、ドッサリと農業のことが書かれている。とてもよく纏められていて、これがデジタル化かい、と感心するのだ。

その分、余計に現実とはかけ離れた公務員さんの論理になっている。机上の空論というんだろう。この人は、たぶんネギ一本、作ったことはないし、販売した経験もないだろう。高齢化、労働不足、といった抽象論にも現実味はない。実は親類に大規模な野菜工場を経営していた人がいて、採算面、経営難から、廃業したことがあった。役所の言うことなど空論やな、軽いものよ、と思いました。

これらのことは環境省にもあって、水俣病をはじめ、公害に対して、まったく真面目に対応しない、むしろ弾圧する組織やないか、と考えるに至っています。風力被害者に対して、「精神疾患のもの」と決めつける弾圧の風景は、環境省の姿勢を象徴しています。行政の言うことに騙されたらあかんで。そう思うのは私だけではないだろう。政治や行政の不毛を正そうではないか。