日本では、なぜ、風力反対運動がないのか。

私は由良町で風力発電の低周波音被害を訴えています。被害にあうのは人間だけではありません。海外では、鳥たちが風力被害にあって、たくさん殺されている事実を報告しています。ところが日本ではどうでしょうか。野鳥の会や「考える会」が、あたかも被害を心配するようなふりをして、行政とともに風力発電を推進しています。

環境影響事前調査、アセス、を見ても、事後報告書を見ても、一切の被害は無視されています。もともとが自然を大切にしましょう、野生動物を守りましょう、という環境運動が、なぜ正反対、真逆の自然破壊に参加しているんでしょうか。利権があるんですね。行政と一体化することで、生活の保障と、被害地に対する優越感?があるんでしょう。

風力発電というイデオロギーは、ドイツのナチズムと同じです。オウム教のような新興宗教です。たくさんの人が苦しんでいるのに、被害を訴えているのに、「被害はない」と繰り返す。おかしな現象だとは思いませんか。彼らは地域対策も請け負っていて、「黙らせる」工作活動も巧みです。かなりカネがかかっているでしょう。

私は蜜柑や米を作って暮らしています。3haほどの田畑ですから広い方かもしれません。山々の尾根を削って、風車を建設すると、大量の土砂が流れ出します。どこから来たとも分からない大きな礫がたくさん下流に転がってきます。水路が土砂で埋まります。自然との共生ではなく、破壊だよな。気持ちの悪い低周波で仕事にならないしね。

私一人が風力発電の被害を訴えることで、総スカンになっています。見事な社会支配ではないですか。誰一人として、風車病で苦しい、とは言えないのです。由良町では、本当に具合の悪い人はすぐに亡くなりましたけどね。今も風車病に困っている人もいるんでしょうけれど、すべてが「被害はない」と熱く叫んでいます。すごいですよ。

伊豆や伊方、愛知県でも同じことになっています。元々の被害者たちはどうなったか、調べてみると面白いですよ。由良町では、「アホよら。アホよら」と言って笑いものにされます。哀れなものよ。とうとう、全国で風力発電を止めてくれと抗議するのは私一人になったよ。

海外ではごく普通の抗議なのにね。面倒かもしれませんが、英文の記事を読んでみてください。国際化の時代です。環境運動家たちが言うウソ八百がよく分かります。