再エネ賦課金12%の謎

風力発電の事前説明会で「風車が出来ると電気代が安くなるんかい」と質問したオッサンがいた。

風力業者が言うには、「工事の時、仕事に来る建設会社の人が、道端の百円売り場などでミカンを買ってもらえるでしょう」と真顔で答えていた。

質問したオッサンはタイル職人で農家の人ではなかった。百姓の人が10人ほどいたが、皆さん何も言わずにうつむいていた。

私は、「蛍光灯やエアコンのスイッチを切るように、音がうるさかったら自由に切れないのか」と質問したが答えてはくれなかった。

大体、事前説明会の知らせもなく、集会所に集まった30人ほどの人たちも、実に不思議な人たちだった。私は、たまたま説明会があることを近所の人に聞いたので行くことが出来た。事後説明会のことは、後で新聞で知った。知らなかったので行けなかったのだ。

たぶん、わざと知らせなかったのだ。貼り紙も、回覧板もなかった。放送もなかった。

役場の幹部職員2名が、どの地域でも正面に鎮座して、出席していた。

出来レースだったのだ。私は最初から危険視されていたようだった。

さて、使っている電気代とは別の、再エネ賦課金12%である。

風力発電は自然の風を利用してタービンを回すので、燃料代がタダで、しかも無限にある、と言われている。

だったら石油も石炭も使わないから電気代が安くなるのではないか。

前述のタイル職人のオッサンの素朴な疑問である。

それどころか、12%も余分に集金されるという。

r1年の再エネ賦課金は3.6兆円になるという。1年間の再エネに5兆円を超す費用がかけられるという。

なんだか一般の肌感覚とはかけ離れている、と思わないか。

電気が足りないので、足りない分を補う必要がある、というものではない。

現に大阪、和歌山周辺では古い火力発電所は次々に閉鎖されている。海南発電所、多奈川発電所、高砂発電所、など。代わりに大阪ガスなどの業者が新しく発電している。

風力発電とはエラク対照的ではないか。

12%の別枠の集金には何の意味があるのか。

三鷹の山田征さんは、再エネ賦課金は支払わないと言ったところ、電気を止められた。かなり厳しい対応が待ち受けている。虐待やね。

使った電気代は払うけど、使っていない再エネ代は払わない、わけにはいかないらしい。

「法は法なり」ということか。

しかし、被害者の立場からすると、かなりおかしい。

使ってもいない風力発電に、なんで全国一律に12%の税金を支払わなければならないのか。

風力発電の低周波音被害を受けた時、環境省の被害調査報告書を読んでみた。

被害者のことを「苦情を呈するものは精神疾患のもの」と書いてある(h23)

さすがに私も驚いた。

由良町議会の一般質問で、風力発電の被害を取り上げると、野鳥の会などの環境運動家たちが被害を否定する話をねじ込んできた。

行政の手先だということはすぐに分かった。

更年期障害だよ。反対運動をしてはならない。風車を止めろと言ってはならない。エアコンや電化製品の低周波とどう区別するのか。などなど、たくさんのアホな受け売りの言葉を聞かされた。

彼らは新興宗教のように、行政と繋がって、被害者を否定することに使命感を持っていた。「一番困っているのは役場の人やで」と。

違う。低周波音被害を受けて苦しんでいる被害者だろう。

私は企業の技術開発部にいて、多少なりとも科学技術に関わってきたので、彼らのウソ八百がよく見えた。

「自然エネルギー100%を目指すか?」よくもそんなアホが言えたものよ。地球の平和を守るのだ、といったアホもいた。

彼らは何も理解していなかった。オウム信者がテレビで言っていたように「普通でいられることが不思議でならない」といったものだったのだ。

彼らの根拠?はそんなものだった。誰かがネジを巻いているな。誰かリーダーがいて、タクトを振っているな、と感じていた。

地球温暖化といったって、風力発電で地球温暖化が止まるはずがない。もともと風力発電と地球温暖化とは関係がなかった。風力発電を扇風機と言っていた。こじつけていたことは、その後の経緯で明らかにされている。

石油の消費量は変わっていない。石油の節約にはならなかったのだ。

風力発電の電気は誤差の範囲でしかない。風力発電の電気は、役には立っていなかった。

むしろ普通一般の電気を使って風車を回していたという。固定価格買い取り制度があるから、それで利益が出るらしい。

テレビや新聞でも風力発電のコマーシャルが流れている。被害者のニュースは流れない。

日弁連、医師、政治家が被害を否定して、風力発電を推進している。大政翼賛会になっている。利権の世界よ。

風力被害者は、というと、これが興味深いことになっている。

h20年に伊豆で風力反対運動があって、全国に被害情報が発信された。ところが1年ほどであっけなく潰される。20軒ほどの被害者たちは引っ越していなくなった。今年、当時、風力反対に関わった人と話してみた。

「今はもう風力発電に反対する人はいません。静かになりました」ということだった。

「風力発電の被害はなくなったんですか?」と私が聞くと、

「よく分からないけど、被害を訴える人はいなくなりました」ということだった。

なんや由良町と同じやないか。

いや、由良町では私一人が風力被害を訴えて、こんなブログをやっている。誰も味方はいない。

最初、私に風力被害を伝えてきた畑地区の谷口さんも。3ケ月ほどすると「出ていけっ!」と私に叫ぶようになっていた。

「被害者の引き剥がし」「社会の引き裂き」が現実に行われていた。

その少し前に、「由良さん、いったいどうしたんよ? 何があったんよ? 何よ?」と心配そうに電話してきたことがあった。

私は何のことか分からずに「別に何もないけど」と答えていたものだったが、谷口さんの方は何重にも取り囲まれて、繰り返し弾圧と監視が行われていた。

「考える会」など、スパイや工作員は付き物らしい。

私も原発の仕事に少しだけ関わったことがあって、それくらいのことは分かっていた。

問題は被害者たちの弱さだった。絶えず24時間、強烈な低周波音被害にさらされて、薬漬けにされて、言葉による虐待を受けていたのだ。

彼らは、近所の被害者たちが次々と亡くなっているのに、誰も抗議の言葉一つ言えなくなっていた。2/7日にアップした録音の通りです。

人格の崩壊である。何人もの泣き声を聞かされましたよ。

もちろん彼らは私を拒否していた。そして死んでいった。

それを手を叩いて笑う議員たち、職員たち、そして同じ言葉を繰り返して私に話してくる地域の人々がいた。

「アイちゃんはガンで死んだんや」と。なにがそんなにおかしいのか。

私の心はボロボロよ。他の人の名前もあるけど、後がうるさいから止めておく。

ジャーナリストたちは社会の崩壊といった。私もそう思う。

再エネ賦課金の12%に根拠はないのだよ。

参院選挙では、誰も再エネには触れないでしょ。みなさんリスクに敏感なんや。

私はおかげで総スカンを食ったけれど、これ以外に道はなかった。

今、風力被害を訴えるのは私一人ぐらいである。

そうではなくて、たとえ被害はなくとも、この悪法をなくそうではないか。共産党でさえ再エネを電気の50%に増やすのだと公約にしている。おかしいでしょ。12%30%にまで値上げする議論も出ている。

何のために風力発電をしなければならないのか。カルト教でしかない風力イデオロギーに、「NO」、「いらない」と抗議しようではないか。

海外ではすでに、風力発電に対して、たくさんの抗議運動が起こっています。

Stop wind turbine!」

「風力発電を止めろ」という抗議です。

これくらいの英語が読めないはずがないでしょう。

Stop wind turbine とインターネットで検索すると、たくさんの関連ニュースが出てきます。同時に、被害を検索しているのに、風力コマーシャルがどっさり出てきます。これも日本と同じです。彼らは潤沢な資金を利用して、被害者つぶしをしています。日本も同じ状況です。

ドイツ語でもフランス語でも、同じです。

「翻訳」と検索すると「自動翻訳」のページが出てきます。そこに日本語で「風力発電を止めろ」「stop wind turbine」と入力すると、いろんな国の風力反対運動が出てきます。

日本だけですよ。

「風力発電を止めろ」という抗議のない国は。

環境運動家が余りにしつこく「風力発電を止めてください、と言ってはならない。恥ずかしい」怒ってくるので、私はやっと気が付いたものでした。そのようにして、全国の被害者を黙らせているのでした。

オカルト教に取りつかれた環境運動家は、ネットサーフィンよろしく、いろんな同類と繋がっています。被害者を黙らせて成果を見るのが面白いのです。地球温暖化と同じく、風力発電に取りつかれた狂人であることが分かります。死臭すら感じます。

ここでも「なんのために?」という疑問でいっぱいです。

被害者を黙らせることに、歪んだ楽しみがあるのでしょう。事実、多くの被害者は「被害はありません」というようになっている。

あの畑地区で、今は誰も被害を訴える人はいません。「由良のおかげでエライ目にあった」そういう話なら腐るほど聞かされた。

人の尊厳は感じない。いや、昔あったかもしれない残照に、私のことが邪魔で、腹が立ってしょうがないんだろう。いいじゃないか。勝ち誇っていれば。もう誰も被害者とは呼ばないさ。

たまたま谷口さんの録音やDVDが残されているが、誰もが「関係ない」と言っている。

そう「関係ない」んや。

「黙らせる」とは、こういう成果だったんや。

恐ろしい風力事業が全国各地で行われているんやで。

 

私の発言が、ウソばかりで作り話や、と言って侮蔑する人たちがいます。このホームページの初めから書いてきたことは、私の体験談であって、もしこれがウソで作り話だったら、いや、否定することは無理やろう。事実を書いただけやからね。なにがウソなのか、証明するがよい。