ドイツでは、風力発電の反対運動が社会を引き裂いている。

ドイツ語で「風力発電はいらない」KEIN WINDPARKと検索すると、どっさりと反対運動.がアップされています。これまで日本の環境運動家や行政が言っていたこととはだいぶん違います。「ドイツに習え」と繰り返して産経新聞の『正論』に書いていた御用学者は嘘ばっかりだということが分かります。

ただ、ここでも日本と同じで、風力業者がカネに任せて宣伝のページがたくさん並びます。抗議運動を検索しているのに、風力コマーシャルが出てくることに嫌味を感じますよね。しょせん風力発電は悪党だということです。低周波音に苦しめられる被害者の苦しみなんか無視なんですよ。

これが日本なら、御用運動家、御用学者、環境省の嘘八百のページが並びます。風力被害を論じた調査研究論文もありません。被害を否定する御用論文はあるけどね。なんで日本にだけ抗議運動がないのか。被害調査研究がないのか。被害者が弾圧されて排除されるのか。恐ろしいことだとは思いませんか?

私は、風力発電の低周波音被害は非常に悪いことだけれど、それ以上に、被害者の訴えを無視して弾圧して「黙らせる」社会の仕組みが、とても許せることではないのです。ヨーロッパやアメリカなどでは、被害地域で猛烈な抗議運動が行われています。これが普通なんですよ。

伊豆では、h21年に抗議運動が起こりましたが、20軒ほどの被害者は転居したでしょ。あれは別荘の人だから被害者ではない、と今では言われています。そして伊豆では「被害はありません」と言っています。由良町では風力被害を訴えながら10人ほどの被害者が亡くなりました。

ガンで死んだんだとか、病気で亡くなったとか、関係ない、と言われています。私は被害者の泣き叫ぶ声を聴きました。すごかったですよ。それを笑いものにする人々とは、いったい何だったのかと恐れおののいています。社会の崩壊、としか言いようがありません。ドイツでも、それは同じで、「風力発電は必要だ」と訴える環境運動家がいます。

被害者なんか蹴散らしてしまえ、というわけです。地球温暖化、CO₂削減、自然エネルギー、といった言葉は空虚なスローガンでした。「進め一億火の玉だ」といった戦争用語と同じです。70年前の日本人は、爆弾を抱いて自爆することを賛美していました。シャブを使って恐怖心を和らげたとも聞いています。そしてバンザイと叫んでいました。

2発の原爆で終了するわけですが、今回の再エネ事件は、どうしたら終わりにできるのか、皆さんもそろそろ考えてほしいのです。私一人が風力被害を訴えています。さすがに弾圧がすごいですよ。しかし、このまま風力発電を進めても、社会の崩壊、分裂があるだけです。アメリカのトランプ大統領は、早々にパリ協定を離脱しました。さすがです。

由良町の風力発電を止めてほしい。悪党の顔は見たくない。風車は大阪城か江戸城に建てると意味が分かるでしょ。