殺人事件としての風力発電

殺人事件としての風力発電

「風力発電の低周波音被害で人が死んでいる」

このことを知ったのは、畑地区の谷口さんと被害者たちのことを話していた時でした。

私は被害地で聞き込み調査をしていました。谷口さんからも情報があって、あの人、この人、と言うように、それぞれの被害症状のことを聞いていました。

屋根や天井が、ドスンッ、ドスンッ、と大きな音を立てるので「びっくりして飛び起きた」と夜中の出来事を話してくれた人もいました。

H23.11月末に、谷口さんから初めて風力被害のことを聞かされてから、H24.2/25日の事後説明会までの間には、さまざまな圧力が被害者たちに加えられていました。

泣きながら私に掴みかかってきた人もいました。

やがて3人、4人と亡くなっていく。

汐見文隆医師は「キサマに医師の資格はない。医者なんか辞めてしまえ」と言ってこい。といって資料を私に持たせてくれた。

私はその資料を由良町の医院のポストに入れておいた。

谷口さんもその医院で大量の睡眠薬をもらって薬漬けにされていた。他の被害者たちも同様に、その医師から薬をもらって飲んでいた。

「話を聞いてくれる優しいよい先生やわ」と谷口さんは言っていた。

私がその医師に「風力発電の低周波被害で苦しんでいる」と話すと、「あっ、その話は受け付けない。ダメや」と拒否された。

毎年、由良町が実施する健康診断でも、医師の問診で「風力被害」による体調不良を訴えると、拒否されて無視された。

健康診断結果にも、「頭痛、目まい、耳鳴り」などの症状を訴えたのに「問題なし」と診断された。不思議な診断書でしょ。

人が苦しみながら死んでいるのに問題なし、と書いていた。

畑地区の被害者たちは皆、薬を飲まされていた。

私に対しても、「苦しいのなら、なぜ薬を飲まないのか」としつこく言う人がいた。乗り物酔いの薬がよく効くのだ、と。

医者からもらった方が安くつく、だろうと。

汐見先生は日赤病院を辞めてから開業医をしていた。だから由良町の開業医を見て、金儲けをしていると分かったんだろう。

由良町の医院からは21基の風力発電が見渡せる。風車のあるふもとには、たくさんの住民が暮らしている。そして同じような症状を訴える患者が来る。

適当に話を聞いてクスリを出す。しばらくすると死んでいく。その繰り返しを見ているはずだ。

谷口さんは私に、「由良さんの言う通りかもしれない。私も病院を変えようと思っている。私はもうクスリ漬けなんよ。いつも頭がボウッとして辛んどいんよ」と言った。そして亡くなった。

由良町の医師や御坊市の医者たちは知っているはずなのだ。私が説明しても、それでも彼らは拒否して拒絶した。

なかには「病院へ行け!」と怒鳴った医者もいた。大した医者もいるもんだと感心した。

たぶん何か理由があるんだろう。被害者は管理されている。あるいは除外されている。

医者としても、黙っていれば行政と繋がって仕事がある。

風力のことを言葉にすると、私のような凄まじい弾圧がある。原因は分かっているんだが、行政がそれを認めることはない。

医師としての責任は問われない。

汐見先生は「医は仁術」という医師の倫理から激しく怒ったのだ。添付記事を見るがよい。

外因性の疾患。原因は目の前で回っている巨大な風車なのだ。

畑地区の被害者たちは、それぞれに由良町役場に電話して風力被害を訴えた。議員たちにも訴えた。

私が直接に電話をもらったのは3人ですが、後日、6人ほどの人から「風力発電を何とかしてほしい」と頼まれました。

他の議員さんも同様に被害者から話を聞かされながら、「被害など聞いたこともない」と繰り返すのですから驚きました。

同じように由良町役場の職員たちも「被害の訴えはありません」と議会で証言している。

金を出しても、こんな感動ドラマは見られるもんじゃない。

ジャーナリストの言葉の通り、社会は崩壊していた。

いや、被害者が亡くなると議員たちは手を叩いて笑って喜んだのだから、異常としか言いようがない。あってはならないことが堂々と行われていた。

ドイツのドキュメンタリードラマでも、アウシュビッツの毒殺風景を視察した将校たちが、ユダヤ人が苦しみながら殺されていくのを見て「素晴らしい」と絶賛している場面が出てくる。それと一緒のことやなと思いました。

これは由良町議会だけの出来事ではなくて、私が田んぼで仕事をしていたり、買い物をしていたりすると、近所の知人が来て、

「アイちゃんは何で死んだんよ?」と言うのです。

「風力発電の低周波で苦しめられて死んだんよ」

「違うで。ガンで死んだんや。何も知らんのやな。ワッハッハッ」と言うのです。

人が苦しみながら亡くなったのに、それが面白くてならないのです。まさに地域社会の崩壊でした。

谷口さんの近所の人でさえそう言うのですから、魔法の世界を見ているようでした。

「ヒツジにされる」とはこういうことなのか。

私を名誉棄損で訴えてやるという人も何人かいました。

風力発電の発する低周波音は、測定すると独特な分析図になります。

【音圧db―波長Hz】図です。

汐見先生は、苦しい時と、楽な時の測定図を比較しました。

するとNA-18Aというリオン社製の低周波測定器では、2Hzの所に卓越した成分、激しく上下に振動することが分かりました。

耳に聞こえる可聴音ではありません。我が家で測定しても同じ結果になります。Youtubeにアップしているので見てください。

周波数を任意に細かくして、測定する高速フーリエ変換FFTでも同じように卓越した被害成分があることが分かりました。

倍音、高調波があります。

音楽で、フルートとか、バイオリンで、ビブラートと言う音色があることをご存知でしょうか?

低周波音測定器で計ってみると、やはりそこには絶妙に組み合わされた倍音、高調波が見られます。

つまり風力発電の発する有害な低周波音にも、人の心に作用する成分、効果があるということです。だから苦しい、悲しい、どうしてよいか分からない苦しみに狂うのです。

汐見先生の指摘以来、低周波音被害には、卓越した被害成分があることは分かっていました。それはヨーロッパやアメリカでも同じ研究が進められていて、今では風力発電の低周波被害は否定のしようがありません。

海外では、風力発電に対する、たくさんの抗議運動、反対運動が行われています。

ところが日本ではどうでしょう?

東大の橘秀樹教授、北大の松井、田鎖など、たくさんの御用学者が被害成分を否定して、被害者まで否定する論文や講演を繰り返しています。全国の風力事業、考える会などで風力被害を否定しています。

風力発電の低周波音被害者は、元々、先天的な疾患のある人で、その人の責任なんだというのです。

風力発電のせいではない、と繰り返すのです。

苦情者自身の内因性の疾患だというのです。

悪魔の所業です。

弁護士たちも同様に、日弁連として再エネ(風力)を大幅に増やすようにと政府に意見書を何度も提出しています。

「気候ネット」というNPOを作って、多額の寄付金、補助金を得て、風力推進キャンペーンを行っています。

医師、行政、学者、環境団体、日弁連、地域の人々など、多くの人が風力被害者を弾圧して被害を否定している図が見えてきます。

私は警察や人権委員会へも被害を訴え、抗議に行きました。まったく通じませんでした。

おかしいでしょ。テレビや新聞が被害を取り上げることはない。

海外では、普通に、風力発電反対、風力発電を止めろ、と抗議運動しているし、テレビや新聞でドキュメンタリードラマにして報じています。

日本では何もない。情報統制です。

風力被害があるから、風車を止めたか?

全国で、たくさんの被害者がいて、自宅を捨てて引っ越したり、畑地区の谷口さんたちのように、苦しみを訴えながら薬漬けになって死んでいった。当事者たちは、それを目の前で見て知っているのだ。新聞社やテレビ局も知っている。

なぜ、誰も被害者を助けよう、救済しようとしないのか。

自然エネルギーの呪いなのか。

地球温暖化の恐怖なのか。

弾圧があるから思考停止して、何もできないのか。

いったい何が被害を隠ぺいする理由になっているのか。

海外と、これだけの意識差があると分かると、日本では、なぜ被害が認められないのか、大きな疑問ではないか。

犯罪者たちの笑い声が聞こえるではないか。

風力発電の低周波音被害は明らかなのだ。

普通は、原因が何であれ、住民が「何か被害がある」と訴えた段階で、行政が、保健所が、被害調査を行うものだ。と私たちは良心的に思っている。

風力発電被害だけはそうではない。まず環境省の報告書では毎年のように風力被害の否定を行っている。こういう報告書群も珍しい。

御用学者たちによる騒音制御工学会の論文集も、海外の調査報告書と比べると、とても恥ずかしくて読めたものではない。

日本の学者たちには「恥ずかしい」という感覚はないのか?

由良町役場などは被害否定を強烈に通している。なぜな?

「言うてるだけや」というのです。

被害者を「黙らせる」ことにかけては、2/7日の録音にあるように、吐き気以外のなにものでもない。

地域住民も、風力被害を否定することに喜び踊っていた。私が低周波被害を言葉にすると、嵩にかかって怒りの顔で被害を否定するのだ。何で怒らなければならないのか、本人でさえ分かってはいまい。社会が崩壊している。「アホよら、アホよら」と、それはヒドイ空気が充満する。

私に対する自治会の区長らの弾圧も凄かったですよ。

アメリカの小説に『殺人プログラム』Night Chills、ディーン・R・クーンツがある。閾下知覚、無意識的知覚を使った犯罪小説です。

「標的は人間の心であり、武器は紙と電波である」

私はフィクションとして読んだが、そうでないことが風力被害の状況を見て、その効果に驚いている。

閾下広告が効果を上げるためには、多大な費用と時間が必要らしいが、その効果の絶大なこと、すさまじいではないか。

 

汐見先生は全国の風力被害地から迫害されて追放されました。由良町でもボロクソに言われました。

被害者が、汐見先生や私を嫌悪して拒否するのですから、手の出しようがありませんでした。

2月の選挙で、私は総スカンを食って被害者たちとは完全に切れました。彼らの風力被害の訴えは嘘だったのです。

2/7日のアンケート説明会では、被害者たちは動物のように、反対しないことを聞き入れています。

彼らは、自分が死んでも構わないと思い込んでいることが分かります。

人の心は、このように操ろうと思えば、技術的に可能であったことを証明しています。それを主催している人も、由良町役場も、神のごとく被害者を確実に管理していることが分かります。

このことは前ページで東伊豆町の人からの情報によっても、伊方町の今を見ても、全国的に同じ隠ぺい工作が効果的に行われています。

ヨーロッパやアメリカのように、被害者や地域の人が被害のことに気が付いて、皆で協力して抗議運動することは、まずありません。

海外では当たり前に行われている住民運動、市民運動が、日本ではないのです。いや、むしろ市民風力とか言って、市民運動会が風力発電を経営しているという笑えない話も聞かされています。

情報を遮断して、一方的に自然エネルギー、再生可能エネルギーだと繰り返す。費用は強制的に電気代として徴収する。誰も逆らうことはできない。

これって、全体主義、ファシズムだよな。

人としてのレベルが低いというか、世界の僻地、田舎者、パラノイア、アホウども、何と表現したらよいものか。

由良町で行われたことは、殺人の罪を薄めるように、皆が「関係ない」を合言葉にして、被害者を弾圧して黙らせることでした。

泣きながら苦しさを訴えた人は、まだ人としての感情が残っていたんだろう。死んで楽になったはずよ。笑われたけど。

被害者の中にも、私を随分とアホにしてくれた人がいた。

「私たちは、畑地区の人たちと一緒になって頑張っていく」か。

今、そんなこと言う人は誰もいない。

「由良さんだけはアカン」「そいつはアカン」

そんな言葉を投げつけられる。

地域の人たちによる殺人。

町の人たちによる暴行殺人。

県や国の方針による犯罪。直接聞いたらびっくりするで。

被害者を笑いものにして喜ぶ議員たち。

エライものを見てしまった。誰も責任がないのか。誰も罪を問われないのか。

人間性を奪われた被害者には、初めから人としての値打ちなどなかったということか。

それでも由良町の風力発電を止めてもらいたいのだ。私が苦しいのですよ。

風力発電は、大阪城や江戸城に建ててみるのが理解が早くてよいだろう。観光資源として世界的なニュースになるで。