カジノ建設には反対です。

6/11日のページに由良町議会で「国際博覧会の誘致」を決議するという記事を書きました。大阪の人にも聞いたことですが、「金は欲しいがそれよりも大切なことがある」という意見でした。

カジノ建設がセットになっていて同時進行するからでした。ヘドロやゴミを埋め立ててできた人工島ですから地震が来たら大災害になることも心配していました。私はそれらの言葉を組み立てて意見陳述をしました。

そしたらすごい反論がありました。「東京では液状化は起こらなかった」「カジノだけではなく会議室や宿泊施設など総合リゾート施設になる」など、まるで無責任な発言が続きました。結果として決議文はらくらく通過しました。

この決議文は和歌山の各地方議会が同じ文面を提出しているようでした。「外国人がたくさん来るとお金を落としてくれるから」ということでした。何というアホらしさよ。

大阪の人でさえ、カジノなんかできたら空気が悪くなる、と嫌がっているのに、そんな埋め立て地に交通機関などのインフラ整備する金があるなら他に必要な使い道はいくらもあるだろうというのに。

パチンコ狂いの中毒がどれほどのアホか知っているでしょう。

ところがこの場面を見た人が言うには、「彼の言うことの方が正論に聞こえた。」というのです。世の中には無責任な人があふれている。

馬券売り場では、普段は普通の人でも異常な人相になっている。岡場所は必要悪かもしれないけれど、マカオやラスベガスの真似ができるものか。そうなっては困るのだ。