悲しみの風力発電

前頁の「議会便り」で、畑中町長は、「弾圧はしていない」と答弁しています。撤回せよ、とも言っています。
今、親父の友人で元教諭の竹中氏と議論してきました。私にもまだ何人か応援してくれる参謀がいます。

「直接に殴ったりの暴力はないにせよ、言葉の暴力で嬲り殺したではないか」
それも何重にも取り囲んで、工作して、何度被害を訴えても、愚弄して被害を否定してきたではないか。

まだまだ被害を訴える録音はある。これこそ非道、権力を嵩にきた暴力と言わずに、何を暴力、弾圧というのか。
日本気象協会の報告書は、風力発電の低周波被害、健康被害を否定するトリックです。「黙殺の音」というホームページには、このいきさつを詳細に論じています。

「風力発電、低周波被害」と検索すると出てきます。谷口さんの手記も記載しています。悪魔としか言いようのない答弁なのです。
保健師や保健所は受け付けてくれません。被害者たちは、まったくバカにされてきたのです。由良町役場へは、彼らは何度も電話して訴えたのです。

しかし定例議会では、「一つもそのような電話はありません」と堂々と嘘の答弁をしていました。恐ろしいまでの舞台でした。慄然としたものです。

町長と谷口さんは同い年の幼友達でした。その真心を踏みにじり、狡猾に被害の訴えを否定し続けて、圧力をかけて死亡にまで至りました。
平然と、ウソをつき続けています。

被害地域では、地域ぐるみの精神の荒廃と、卑屈の中に、「関係ない」とタブーになっています。言ってはならないのです。まさに道徳的な退廃です。
私は、たくさんの弁護士やジャーナリスト、学者、運動家などに助けを求めました。「由良の人は皆悪いわな」、結局、窪田泰氏の言葉通りでした。

手を差し伸べようにも、あまりに腐り果てていました。私の『風力発電の被害』の本は、被害地では、見せるだけで人々は血相を変えて逃げていきます。
とても読んでみてくださいまでにはいきません。由良町では2冊だけ売れました。読まれることなく返送されてきたこともありました。

今も全国で風力発電の建設が進められています。どこでも同じ被害に泣く人がいるはずです。
私のように、たまたま低周波被害者となり、被害を訴えることになったのは、変わり者よ、と異端視され、多くの被害者たちのことが分ったからでした。

慈眼視衆生ですか、仏心とは辛いものでした。
ペテンの風力発電は止めましょう。毒を食らわば皿まで、式の人生では貧困の生活しかありません。笑われるだけです。