どうした日本人よ。

フランス人と二週間も話していると、パリの事や、地方の農家の暮らしも分かってくる。私は大学でドイツ語をとったから、フランス語が分からない。彼らは英語が苦手なようだから、私の下手な英語とミックスして会話の中身は困難を極めている。いつもは一人暮らしだからさ、たまにこんな出来事があっていい。21歳の大学生だという。

まだ子供のような考え方で、親のスネ齧りはいいなぁ、と、自分にもそんな季節があったことを思い出している。たまたま妹(54才)が来て一緒に籾播きをした。海外旅行を何度もしているのに英語もフランス語もない。これが日本人の旅行の成果なのだった。ツアーに参加して、現地の食事と観光地巡り。ありきたりなガイドに不満なのがフランス人の彼らの見方よな。

生意気な人が多いし、好奇心、これからの伸びしろを見る。まだ将来の仕事は分からないという。何者でもないのだ。学生はそれでよい。それが学生なんだよ、と大学教授が話してくれたことがあった。どうせ社会に放り出されれば懸命に生き抜いていくことになる。我家での農業体験もその一コマになるんだろうね。フランスの風力反対運動を聞いてみた。

二人とも返事はない。私の書いた『風力発電の被害』を見せても、何も答えられない姿に、アレレッ、と残念に思った。二人とも地方の田舎町の出身だ。まだそこには風力発電はないらしい。しかしフランスの各地で風車の建設が進んでいる。それらの反対運動がニュースになっている。21才にもなって、なんで何も言葉が出てこないんだろうか。

Iphoneをいじりながら「沈黙せよ」とAIが教えるんか。日本のインターネットでも、出てくる情報はとうに固められている。環境省の被害否定の嘘八百のサイトの酷さよ。彼らの検索結果にもそれと同じ事がアップされているんだろう。英語で検索して見ると、泣けてくるような被害否定のサイトが連なっている。世界中で同じ罠が仕掛けられていることが分かるわな。

それと大学教授は保身、自身の安全のために絶対に風力発電の悪口は言わない。風力の弾圧は、被害の主体ともなっている。「地球温暖化対策。脱炭素。自然エネルギー」ガセの正義の旗印に誰も抵抗できないでいる。それをSCAM(詐欺)だと言って怒っているんだが、誰も聞いてはくれないね。イデオロギー、カルト宗教でしかないと考えるんだけど。

とくに日本では酷いことになっている。twitterの記事を見ていると、本当にアホかと思うわな。「お花畑」という環境運動家たちの言いたい放題の作戦だよ。そこには被害に苦しむ本当の事態は巧みに隠されている。あくまで「土砂災害」に尽きるのだ。な~んや、破壊工作を担当しているんやと分かるわな。

すぐに大学教授の土砂災害の記事を紹介して、さぁどうだ、と繰り返すばかりだよ。お花畑はカモフラージュ、偽装だと分かるでしょ。彼らは皆、低周波被害、風車病を否定して笑い転げているんやで。被害者の弾圧が面白いのや。由良町だけじゃなく、東伊豆町でも見たでしょ。「風力の被害など聞いたこともない」と断言するんだよ。優越感よな。

それが風力地域とは関係のない第三者だけじゃなくって、被害地のその人が、被害者本人がそんなこと言っているんだから、風力被害の深刻さがよく分かるだろう。風力被害者になると、その人がウソを搗いているのか、狂っているのか痛いほどよく分かるんだよ。風力発電の低周波空気振動は強烈だからね。

風車の止まっている時と、回転している時の音圧差は40dbもある。対数表示だから10000倍のエネルギー変化だよ。それに卓越した被害成分があって、それぞれに振動を繰り返す。楽器の音色と同じで響くんだよ。風力被害者になると頭をやられる。苦しんでいる人だけではなく、何も感じない人でも、ヘンな人、性格が変わっていく。

もともと可笑しな人だったんだよ、と言うけれど、それが顕著になった。明らかに偏屈さ、というのか、ロボットのようになっていくのだった。東伊豆町の被害報告書にも書いてあったでしょ。あれ以来、誰もその闇の世界には近づかない。私も風力裁判で、その触れてはならない部分を見た。以前、親父に忠告されたとおりだったよ。これが風力発電の被害になっていた。

潜在的に、親父はその犯罪、悪意の連鎖を見抜いていたのだった。たぶん、私だけがボン育ちのせいで見えなかったんだろう。だから地域の人は誰も触れることはないんやね。いいもの見させてもらったと言っては怒られるか。どの地域に建設されるにしろ、風力発電にはその人が持つ悪意、憎しみを露わに引き出す魔力がある。

社会は、完全に変わってしまう。「いつまでも住みたい町づくり」よく言うわな。恐ろしい国家犯罪やで。