風力ファシズム、異様な風景

ドイツ語で「Kein windpark」(風力発電はいらない)と検索すると、風車群の写真ばかりがアップされている。真ん中辺に私のページがあるから、ドイツ人が私のことを見ているようだ。そうは見えても、少しググると、ドッサリと風力反対の実態が溢れていることはこれまで紹介してきたとおりだ。www.windwahn.com http://www.windwahn.com など見たらよい。

ドイツでも、日本と同じように対策されているのだ。風力側は豊富な資金がある。なんせ国策だから税金はいくらでもある。それに対して被害者側は、田舎の百姓だから知識も情報も、理由さえも分からない。ましてインターネットなんて手が届かないだろう。条件的には日本と変わらない。それがなんで、ドイツを例に出すかは、「ドイツに習え」と日本で盛んに言われているからよ。

ドイツに行ったことも、ドイツ語さえ分からない人がオウムになって同じフレーズを口ずさむ。ヘンな奴、と私は見る。御用学者にそんな人が多いでしょ。専門家と称して、難しい言葉でサステナブルとか言っている。日本でさ、専門家だと言って何か吹聴する場面にロクなことはない。大体が被害の否定、お上の提灯持ちでしかない。水俣や福島でよく見るでしょ。

世界では有名で、今や公害と言えば必ず人災と共に事件の説明になっている。ブラジルの水銀被害でも、水俣病と言っているからね。何が悪いのか、世界の人は理解しているのだ。写真地図では、すべての風力発電が消されている。見られてはならないのだ。異様な写真だと思わないか。これが他の鉄塔だったら、例えば東京タワーだったら、消したら怒られるわな。

日本人にこの違和感は分からない。思考の欠如だ。ドイツの新聞には各地の風力反対の記事が載っている。それに対して日本にはそんな記事はどこにもない。忖度か。いや違う。金儲け、経営とともに、被害者を弾圧することが面白いのだ。私が実際に記者たちから酷い言葉をぶつけられてきたからね。風力の側に立った記者は「ゆらさん、あなただけでしょ」と何度言われたことか。

被害の真実よりも、多くの人々を扇動して風力発電賛成と叫びたいのだ。彼らの私に対する弾圧は記事となってそれはそれは酷い議会のダシになったことよ。それをまた人々が見て喜ぶ。情報コントロール、心理操作、なんて優しいことではなく、風力発電の被害すべてを否定する社会の結論を演出して余りあったのだよ。

「土砂崩れが心配だ」とかね。笑わしてくれるで。驚くのは由良町の風力被害者の私に対する憎しみだ。かつてあんなに私に泣いて助けてくれと言っていたのに、「フンッ」と言ってせせら笑っている。何がそんなに面白いんだろうかね。東伊豆町でも全く同じことがあったと聞いている。低周波被害者の会の窪田泰は、汐見先生と共に伊豆の被害状況を視察した。

叩き出されたということだ。「奴らは嘘つきばかりだよ」と彼は二度と伊豆の風力被害に近づくことはなかった。当事者じゃないからね。破壊された地域社会に関心はない。たくさんの被害者は転居して居なくなったと聞く。それをまた「土砂崩れの心配は深刻だ」と繰り返しているんだからそれらの悪意は底なしよ。もう元に戻ることはないわな。悪魔は小躍りして喜んでいる。

結局、風力被害に襲われて人々はどうなったのかを誰も言葉にしない。低周波被害に苦しみ、泣きながら死んでいった人がいる。それを見て笑う人がいる。やがて社会全般に笑いものにされて被害者たちは消されていく。人は虐待されると人間性を失って動物になる。その前にヒステリックになって、いわゆる精神疾患のものとして、ご自分で証明するような事態になっている。

私は「出て行けっ」とあちこちで叫ばれたよ。可哀そうにな。人は、それを見て笑ったものさ。これが風力発電の被害だ。東北や北海道では、これに輪をかけて、けた違いな風力被害があるだろう。これまで私や、各地で風力被害を訴えて来たけれど、そんな人は東北にも北海道にもいない。辛抱強い社会風土があって、関西人の私にはとても理解ができない。

あの戦争の時と同じで、タダの狂気でしかないのに、これだけ情報が溢れる民主主義の世の中で、誰一人風力発電の低周波被害を言葉にしないのだ。地域対策もここまで来ると恐怖を感じる。日本人はこんなにもダメだったんやね。ドイツに習え、と言うけれど、トテモトテモ、そんな気配はない。あのアウシュビッツ、ゲットーでもさ、ユダヤ人が復讐チームを作ってナチスの殺害を行っていた。

因みに戦後の復讐劇では、20~30万人のナチスドイツ人が殺されたとされている。日本にはなかったよな。各地の憲兵はその後も威張っていたからね。笑えるじゃないか。世界中で風力発電の反対運動が行われている。日本だけ、それがない。土砂崩れが心配だという。アホもここまで来ると救いようはない。世界の笑われ者よな。

何が悪くて、何が間違っているのか、日本人も個人的に考えてみないか。「考える会」のウソに騙されていたらあかんで。日本政府は低周波被害を認めない。風力発電の低周波被害者を精神疾患のものと書いている。風力被害に責任を取ることはない。谷口愛子さんらの被害者の訴えは何だったのか。被害者の死は笑いものなのか。