再エネという欺瞞

これまでたくさんの風力反対の記事を書いてきた。毎日書くことで分かってくることがある。風力被害の本質だ。何が悪くて、何が間違っているのか、段々と思考の中で姿が見えてくる。ナニ、初めから分かっていたけど、それを言葉にして書き記すと論理が分かるだろう。ホームページは毎日書くんやで、というアドバイスの意味が分かる。今や日本では、私一人が風力発電の被害を訴えている。

各地の自称・風力反対では相変わらず「土砂崩れだ」と繰り返す。海に風力発電を作るときには「海底の砂が心配だ」という。バカは死ななきゃ治らない。このセリフは、広沢虎蔵の浪花節、「森の石松」に出てくる名調子だ。この唸りに日本中が感動した。なぜか? 昭和になって国が戦争ばかりを繰り返していたからだ。イケイケドンドン。中国を支配したつもりだったんだろうね。

生きて虜囚の辱めを受けず、とか言って日本人を殺していた。東条英機は絞首刑にされて、ガソリンをかけて燃やされて、東京湾に捨てられた。能役者の倅、と悪口を聞く。政治が悪かったのだ。今も変わらず日本の政治は機能しない。ブラジルのパライバの風力反対が記事になっていた。以前にも紹介したから、延々と彼らは被害を訴えている。苦しいから止めてくれ、というのが当たり前だ。

世界中で同じ風力反対のデモがある。言葉は分からなくとも、肌感覚で伝わるものがある。ポルトガル語、スペイン語の世界だ。ラテン世界は少し違うから、日本人には分かりにくいかもしれない。もっと踏み込んで言えば、たとえ貧しくとも人間としての尊厳をもって被害を訴えることに尽きる。これが日本の風力発電の反対に欠けていることだ。見事に欠落している。

たとえ策略によって、被害の隠ぺいが行われたとしても、これだけ全国で風力被害者が死に、転居して逃げ出す有様に、誰も抗議することができないなんておかしいでしょ。低周波被害で癌や脳梗塞になる。因果関係は分からない、と言っても、現実にそうなっている。海外の論文や記事にはそう書いてある。それを日本の環境省は、海外には風力被害に関する知見はないと書いてきた。

この嘘八百に、誰も抗議しないのだ。日本人とは、こうも一方通行のヒツジなのか。だからアメリカや世界を相手に戦争できたのか。アホな歴史を繰り返す。twitterには、風力被害の記事は私一人になっている。誰も反応しないけど、誰かが真実を伝えなければならない。情報は発信しなければ何もないことになる。かつては各地の被害者が声を上げていたものなのにさ。

いつか皆さん消えていた。日本人は忘れっぽいからね。その程度のものだったのだよ。それに比べれは世界の風力反対運動は明らかじゃないか。検索して見ると、ドッサリ出てくるで。明確に風力発電の悪を炙り出している。被害者を犠牲にしてまで、何の自然エネルギーか、と当たり前の抗議に仕上がっているのだ。もちろんそこには効率とか自然破壊とか、地球温暖化の言葉が纏わりつく。

CO₂がどうだとかね。それでも被害の本質は見逃さない。風力被害の様相に、世界は一致して低周波被害、風車病の恐怖になっている。水俣病と同じでさ、初めから分かっていることやで。秋田や山形の風景を見てみなよ。とても人間の住む環境やないで。地域対策がフルに機能しているけど、異常な世界になっていることは見ての通りだ。欺瞞、自己陶酔、狂気を見ないか。

由良町でも同じ心理だからさ、人々の恐ろしい風景がよく分かるのだよ。「私たちは風力発電には反対ではありません」と被害者が繰り返す。北朝鮮でもこうはいかんやろ。脱北するで。福島から人々が逃げ出したようにな。昨夜のドキュメンタリーでは、和歌山県の人々が南米に移住して活躍するドラマがあった。結構成功者がいて、地域のリーダーになっている人のインタビューを聞いていた。

それは、まぁいいとして、和歌山はそんなに魅力のない所なのかと気が付いた。隣町の湯浅町や日高町の人が出ていた。ごく身近な人が南米の各地で元気に活躍している。日高町にはアメリカ村がある。何でまた世界の僻地で貢献しているのかと思ったよ。和歌山にいたらツマラナイのだ。和歌山県人会という。そんなものが南米各地にある。

実は、東京にもそんなグループがあって、事業家の叔父はいつも楽しそうに話していたものよ。由良守應も、東京の自宅に和歌山人を宿泊させて世話したという。最後は由良に帰ってきて死んだけどな。和歌山人には独特な連携意識があるらしい。村意識、というよりもう少し広い意味の連帯感があるようだ。私は小心者だからそこまで意識しないかな。

逆に、風力発電の被害ではえらい弾圧に遭っている。どこかで立場が違えば、と思う。風力発電の低周波で苦しいのや。早く風車を撤去してくれ。

Mulheres da Paraíba voltam a marchar em protesto contra impactos dosparques eólicos | Combate Racismo Ambiental
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