風力発電で作られる人間像

h18年の東伊豆町、南伊豆町の風力発電被害で、低周波被害者たちは逐次消されていった。汐見先生や窪田泰は、被害者宅に泊まり込んで、何が被害を引き起こしているのか低周波音測定器NA-18Aなどを持ち込んで測定した。コロンブスの卵で、今や周波数2㎐の所に卓越した被害成分があることが分かっている。私の動画にもその測定風景がアップしてあるから確認したらよい。

音圧30dbの差異で上下に振動しているのだ。自然界のことだからその時の音環境に支配される。しかし自然界にはない、明らかに人工の低周波空気振動を確認する。これだな!  と汐見先生は書いている。外因性の疾患だ。科学はウソを搗かない。測定結果がすべてを物語っていた。h19年の『左脳受容説』はその時のことを簡潔に取りまとめている。

並行して、東伊豆町の技術屋が地域の被害状況を調査して全国に発信した。各地の被害者関連の人はコピーして持っているだろうが。東大の修士論文にした人もいたでしょ。それでも環境省はh23年度の調査報告書で、被害を訴えるものは精神疾患のものと書く。卓越した成分はないと書く。御用学者は、風車からは低周波が確認されなかったと書く。これは由良町でも言われていたものよ。

被害者が塗炭の苦しみに喘いでいるのに、職員は嬉々として「低周波はなかったんや」と言っていた。この嘘つきめ、と私は思ったよ。私は香芝高架橋の低周波訴訟を知っていたからね。それにタービンを回せば、絶対に低周波は出る。その物理現象を大声をあげて否定する役場職員とは何者なのか。悪魔に支配される喜悦に嬉しくてならない破顔、笑顔に吐き気がした。

役場内では誰一人として私に味方する人はいなかった。憎しみの的よ。やがてそれは地域の人々からもエライ拒否反応として拒絶されることになる。エライ役を貰ったよ。今もこの状況は変わらない。それどころか全国でも低周波被害、風車病の苦しみを訴えるのは私一人になっていた。なぜってかい? 各地の自称、風力反対運動はエセで偽物だと言っているだろう。

初めから低周波被害を否定して、「風力の被害とは土砂災害だ」と叫んでいる。あるいは誰にも分からないグラフや数式を並べて、一般の人には影響ないですよ、と論じるのだ。有名大学の教授という権威にひれ伏すのだよ。アホかいな、と私は言ってやるけれど、参加者は、とくに主催者の環境運動家は、低周波被害・風車病ではなく自然環境とか、風景の破壊などの言葉にすり替えていく。

すでに風車病に苦しむ人がいるのに、そんなものに関心はない。環境運動しているのだ。土砂崩れが心配だという。じゃぁ、被害者のことは心配じゃないのか。そこに彼らの欺瞞、ウソが明らかになる。海外の風力反対デモと、決定的に違うところだ。正反対、真逆なんだよ。つまり地域対策をやっているトリックとして、初めから風力事業とセットになっていたということだ。

産廃の反対運動と同じだと言えば分かるだろう。ゾーニングだってかい。アメリカの西部劇じゃないんだよ。インディアンのように殺さないでくれ。今朝の産経記事には、地球温暖化の論争が書いてある。NHKの番組とは違うで。これも今や常識的になったテーマよ。たしかに気温が上がっている。今年は、我家周辺には雪も降らずに氷が張ることもなかった。今までなかったことだ。

それと、今採っている八朔や甘夏がとても甘くておいしい。気候が温かくなったせいだ。二酸化炭素濃度も影響しているかもしれない。植物にとってはCO₂は必須のエネルギーだからね。長年、農業、百姓していたら、何が作物に影響しているのか分かるのだよ。冷夏になると、途端に不作でしょ。地球温暖化詐欺という。国を挙げてそんな策略に諂い、風力被害地の人々は破壊されていた。

み~んな御用学者や、環境運動家のオウムになっていた。もともとの社会にはすさまじい怒り、復讐心、怨念が渦巻いていたのだ。だから指名された風力被害者に向けて「アホよら、アホよら」と踊って見せて弾圧したのだ。その人間像の醜さよ。私は御免だね。最初に私に依頼してきた谷口さんのメモがアップされている。ここには書かれていないが、たくさんなイジメに苦しんでいた。

『風力発電の被害』は、この人から電話があって亡くなるまでのことを書いている。最後に、もう私のことは書かないでください、と言われている。日本の民主主義は、自分たちで努力して得たものではない。マッカーサーに命令されたからだよ。明治維新で四民平等とされたからだよ。日本人にはとてもなじみのない、意味も分からないイデオロギーなのだと分かるのだ。

アメリカやヨーロッパの首脳会議で、日本の総理が同じ民主主義を標榜する・なんてこと言うと笑ってしまうで。マッカーサーは日本人を12歳の少年だと言ったと聞く。アスペルガーだね。死ぬまで分からないだろう。特に毎日、由良町で暮らしていると、人々の言動は、とても民主主義じゃない。私への憎しみに満ちているようだ。それが一つの方向性を示している。

貧しさ。空虚な思考。虚無。「なんやさかいに、なんよな」という会話の繰り返し。全国の風力被害地は、こんな感じでしょ。今日も風力発電の低周波で目まいがする。苦しくてならない。早く風車を撤去してくれ。