風力発電被害のリアリズムを持て

風力発電の健康被害を訴えて10年が過ぎている。海外では当たり前に抗議運動が盛んに行われているのに、日本には一つもない。それがオカシイと強く主張してきたつもりだ。各地には、あたかも風力被害を心配して、自称・反対らしきグループが賑やかにやっている。それらはすべてエセだ、偽物だ、と私は書いてきたし吹聴もしている。

彼らの酷さといったらないからね。政治家や御用学者、環境運動家が寄り集まって言葉のすり替え、低周波被害の隠ぺいに、これぞ地域対策だと言っているのだ。一般の人から見ると、何を言っているのか皆目分からない。自然環境を守りましょう、と市民講座みたいなものよ。あるいはサステナブル、自然エネルギーだ、みたいなキャンペーンにしか映らない。

声が大きい分、本当の風力被害者は隠されてしまって、否定されてしまっていた。それが目的だからね。私は由良町で、その過程を当事者として体験したんだよ。他にも谷口愛子さんら被害者はたくさんいて、それぞれに抗議したし消し去られていったことはこれまで書いたとおりだ。悲惨な風力被害者の現実を見ても、誰一人として助けようなんて人はいなかった。

家族でも友人知人という人でもな。ましてや外から飛来した環境運動家や自然保護団体の醜さよな。目的をもってやって来たんだから当たり前だけれど、それらの人は今も各地で同じスパイ工作活動を展開している。魑魅魍魎、百鬼夜行の連中だ。h18年の東伊豆町の風力被害の時から結成された、というか目立ち始めた運動家たちよ。

国連のグレタさんがそのシンボルで、大体が風力カルトと言ったら分かりやすい。オドロオドしい、怪しげな悪党趣味な、邪悪な趣味に集まっている。集団的、組織的な犯罪組織にまでなっている。東北や北海道のエセ風力反対を見たら、アッ、と分かるだろう。初めからその繰り返しなんだよ。どこを切り取ってもウソしかない。

つまりな、昔のドイツナチス党みたいなものよ。日本では大政翼賛会とか言ったか。邪悪なスローガンばかりで中身がない。何のために? なんて目的もない。地球温暖化だって? 風力発電と何の関係があるのか、分かって言っているんだろうかね。

かつて低周波被害者の会の窪田泰さんは、あと一人でも二人でもよい、被害者が声を上げて戦うようになったらと期待しているんだが、と繰り返した。私も当然そうなるものとばかり思っていたよ。ところが私以外には、誰もそんなおバカさんはいなかったのだ。アメリカやヨーロッパのように、「ヤメロ」stop と怒って言葉にする人なんかどこにもいなかったのだよ。

日本の被害者はみなロボットになって何も考えることはなかった。環境運動家や役場の言いなりよ。オウムだった。決められた言葉を同じ順序で話す。魂のない幽霊のような、生きているのか意志はあるのか、いや、私に対する反感みたいなものはあったから、手の付けようもなかったものだ。風力発電は精神を破壊する、と書き続けた。

それほどに人間性を破壊するらしい。それをまた人々は笑いものにして喜んでいる。風力被害でも何でも構わない。面白ければそれでよいではないかと。添付のカードには、「風力発電は人間の健康に影響を与える」と書いてある。あるいは「風力発電に近づかないでください。重症になり、死亡する可能性がある」と書いてある。本当のことだよ。

日本の風力反対集会では、絶対に見られない言葉だ。日本では、「土砂崩れが心配だ」とアホみたいに謡うのだ。いかに日本のエセ反対運動が偽物であるか分かるだろう。有名大学の教授を担いでさ、嘘八百のデマをまき散らす。youtube動画にもたくさんあるから、それらのアホぶりがよく分かるだろう。その上で、秋田や山形、北海道の風力被害を検索して見るのだ。

彼らがいかにウソつきで倒錯した狂気でしかないことが分かるだろう。あれだけの風車に取り囲まれれば、ケタ違いの被害が発生している。まさに大量虐殺だよ。水俣と同じだ。今も水俣にはたくさんの被害者が苦しんでいる。それを「言ってはならないんだ」と地域の人々は笑いながら言う。簡単に他所の人には言葉にされたくはないんだとさ。

風力被害と、まったく同じ有様よ。マニュアル通りにやられたんやで。被害者は生贄よ。それを地域の人が弾圧して喜んでいる。多額の費用はすべて税金でさ、電気の需要とか、地域社会の有様には何の関係もない。幻想。すべては作り話の魔法なんだよ。問題の大きさを取り違えてはならない、なんてさ、よく言うよな。人々が被害に遭って死んでいく。

それより大事なことって何だと考えるのか。カルトよ。邪教としか言いようはない。それを総理大臣が率先して「さらなる推進を図る」と主張する。あの戦争の時と同じパターンやね。死んでいった被害者はお気の毒さま。それを笑った人はキチガイの烙印を押されている。「あの人は人間だとは思っていない」そんな言葉を何度も聞いた。憎しみの連鎖。それが風力被害の結論だ。