ブナの木と風車と。

このページで、2019.2/22日~3/26日まで、フィンランドの風力被害調査の記事を取り上げています。15㎞まで風力被害がある、というものです。本当の事らしいですよ。それで添付したポルトガルの記事になるんでしょうね。論文には参考文献があって、その根拠が示されています。地球物理学の話になると、京大の小林教授の手を借りることになりました。

ぜひ、概念だけでも知ってください。世界の常識ですから。さて、今日の記事では、ブナの木を切らないで、と環境運動家の言葉が踊っている。観光地だとも書いてある。ところが環境省は、風力発電は観光資源になると言い続けている。私には理解のできないキャンペーンだけれど、度々、「由良さん、由良町の風力発電を見たよ~」と連絡してくれる人がいるから、インパクトのある風景なんだろう。

私なんか吐き気がするけどね。60年位前まで、人々は山の木を切って薪や炭にして利用していた。炭に火をイコシテ、魚を焼いたり卵焼きを作っていたのだ。60歳以上の人なら覚えているんじゃないか。だから六甲の山々でも、大きな木はなくって、せいぜい60年生の木でしょ。全国どこでも同じようなものよ。北陸にはブナの巨木がある。

山奥のことだし、切り倒すのも面倒だったんだろう。チェーンソーなんかなかったからね。それが今では珍しいと言っては観光の風景となっている。巨木は少なくなった。東大寺に使っているような杉やヒノキの大木もないんだとか。それでも観光資源だという風力発電と、ブナの雑木と、どっちよ? ということか。自然保護団体の言うことはどこかおかしい。

きっかけは、野鳥の会が来て、風力発電は鳥たちにとって遊び場を提供しているだけ、と吹聴していたことだ。たくさんの資料を見せて、野鳥と風車との相性の良さを自慢していたものさ。私は建設コンサルに勤めていたのですぐにピンと来たよ。彼ら環境運動家はアセスに深く関係している。行政の手先なのだ。環境行政の一環として、地元対策に駆り出されいる。

地球環境の保全。温暖化防止は待ったなしだ、ということだった。じゃあ、人に対する被害はどうなんだというと、それは更年期障害だと言って聞かない。男にだって年齢と共に障害が出てくるというのだ。その話のうまさよ。私は口下手だからさ、アッ、これ訓練されてる、と気が付いたよ。これは何も野鳥の会だけではなくって、いろんな俄作りの環境運動家が動員されていた。

「考える会」はその典型よ。つまり行政の別動隊として、被害者を巧妙に弾圧していた。東伊豆町に集められたメーリングリストを見れば分かるだろう。ルイは類を呼ぶ。h19年の東伊豆町をドラマにしたら面白いだろうなと思っている。風力被害の原点があるから。それでさ、この「ブナの木を」という記事を見直してみると、何が問題なのか見えてくるだろう。

すでに周囲には風力発電の低周波音被害に苦しむ人がたくさんいる。なんとしてもそんな邪魔者は黙らせたい。それでブナの巨木だよ。日本人は巨木に神性を見る。大きな木に、しめ縄を取り付けているでしょ。名物、小狐丸の段にもそんな景色があった。大木には魂、物の怪が宿るらしいのだ。そんな日本人の感情を利用しているんやね。

いや、山の尾根にはしっかりと根の張った雑木が必要なことは理解しているつもりよ。だからこの記事は、低周波音被害をうやむやにすることを目的にしている。現実の被害を無視して、木を伐採したら風景が悪くなるかもしれない、と強調するのだ。風力被害者はどうするんだろう。知らんよ。まだ言ってるんかい。彼らの本音は冷酷非情の環境運動にある。

ファシズム、全体主義の一員として参加することで高揚感があるんだろう。とても歪んだ理想だと思っている。脱炭素、カーボンフリーと同じ立ち位置だ。ナチズムと同じ思考だよ。優生学。戦前なら簡単に殺されているんだろうか。風力裁判を見ての通り、警察がバックにあるから大威張りよ。ここでも川の水が濁ったら嫌だと書いてある。

彼ら特有のレトリックよな。本音は被害者の弾圧だ。言葉の暴力よ。何が自然環境だよ。日本だけ、「Stop wind turbines !」の言葉がない。被害者となって苦しむ者を弾圧する楽しさよ。憎しみを煽ることで、こんなにも環境運動が面白しろくなる。

社会政策。風力発電は精神を破壊する。これはあの戦争の時と同じやね。破壊に向かって邁進する。仕組まれた罠であることに誰も気が付かない。日本は島国根性だけなんかい。こんなにアホにされているんやで。

Infrassons das eólicas podem afetar saúde num raio de 15 quilómetros,revela estudo – Sociedade – Correio da Manhã

https://www.cmjornal.pt/sociedade/detalhe/infrassons-das-eolicas-podem-afetar-saude-num-raio-de-15-quilometros-revela-estudo