人の意識、この身勝手さよ。

今日の産経記事にはロシアと中国の意識の有様が簡潔にまとめられている。我家には農業体験など、様々な外国人が訪ねてくれた。ロシアだけはお断りしてきたかな。なんせ悪い情報がたくさんあったから、トラブルは避けるに越したことはないと思ったのだ。私は駅前アパートの管理人をしている。

だから入居希望があった時、家賃とともに、この人大丈夫かいな、と勘繰る習慣が出来ている。香港と台湾からは多くの人が来てくれて楽しく過ごしたと思っている。まだ返還前だったから、お気楽だったのかもしれない。上海の人もそれなりに面白かった。それが最近、どうもそうではなくなっているようだ。

大国意識。優越感、立場が変わったのだという意識変化があるらしい。これはアメリカ人にもありますなぁ。ちっぽけな日本人メ、という蔑視だよ。たぶんロシアにもな。その点、ヨーロッパ諸国は慣れたもんさ。女性でも警戒しながら世界旅行を楽しんでいる。羨ましい。初対面で、世間話を交えながら、互いの安全を確かめ合う。

国際交流のプロだと感心する。有名大学の学生さんもいたから、きっと国際機関なんかで活躍していることだろう。私は教えられることばかりだったと思っている。由良守應も150年前、感動しながらヨーロッパを旅行したに違いない。なんで何も残されていないんだろう。手紙一つないんだから不思議な奴よ。

密偵、裏方が仕事だったのか。この記事には不吉な結論を書いている。いやな話だ。政治の零落を見るとウワッ、とため息しかない。しかしこれが現実だ。東京には既に中国人の方が多い地区があると聞く。もうコントロールは効かないだろう。日本の主権が及ばない地域、中華街とはまた意味が違う。招かれざる人々。

いや、日本政府が移民政策と称して奨励しているからね。かつての清朝末期、みたいなものか。あとは衰退でしかないのか。なんと皮肉な「被害者意識」ではないか。今も海外から「みかん採りに行ってもよいか」とメールが来る。ロシアと中国は遠慮しとこ。この意識変化は私だけではないだろう。

広く日本人の人々に伝わっているはずだ。殺人事件になった顛末も聞いている。警戒心のない日本人はターゲットになるらしい。繁栄から転落。日本は平和が過ぎたのだ。ヨーロッパは平和なのに、なんで彼らの警戒心は研ぎ澄まされているんだろう。EUの価値が改めて理解できる。日本は国際戦略で負けていたのだ。

地球温暖化、脱炭素、再エネ政策、と散々な目に遭っているやないか。心理操作の巧みなことよ。私がいつも書いている各地の自称、風力反対運動を見ると、いかに日本人がアホにされているか分かるではないか。私はそれらを「エセ」と言っているけれど、彼らにはその意味さえ理解できない現実よ。

「環境破壊と言ったらエセなんですか」、「川の水が濁るから反対なんだよ」とかさ、たくさんの言葉が溢れている。いろんな意見で中和して分からなくされているのだ。アホな日本人よ。とうにその周辺には低周波音被害、風車病に苦しむ被害者が呻いているのに、それを否定することが目的になっている。

日本人の、日本人による弱い者いじめの弾圧が面白いのだ。トリックになることが彼らの存在理由なのだよ。田舎者でも存在理由が認めらるからね。風力被害者は論外だ。我々は国の政策に協力しているという自負心だね。倒錯でしかないのに。150年前の明治維新は、綺羅星のように輝く志士がたくさんいたやないか。

なんでそれが今、誰もいないのか。戦争に負けたら悲惨やで。風力発電も悪いけれど、カルトまがいのイデオロギーに踊る日本人は見ていられない。風もないのに風車が回っている。由良町では、誰もその風景が可笑しいと感じる人はいなくなっていた。家畜化されていた。元々がそれを望んでいた。

私一人が抗議の声を上げている。風力発電を撤去してくれ。風車病で苦しくてならないのだ。