企みの数々

由良港は古事記に書かれているように、神功皇后の船出の地である。子供の頃から何をした人なのか分からなかったけれど、天皇みたいなものだ、ぐらいの認識はあった。夫の仲哀天皇はどこにも出てこない。組織的な軍隊だったんだろう。ここから九州平定や三韓征伐に行ったと聞く。

今も海上自衛隊の潜水艦基地になっている。今日の産経記事は、どうもおさまりが悪い。歴史上、女性の天皇はいたんだから、その覚悟は本人にあると考えたい。夫になる人は、昔のように天皇一族の人であれば問題ないではないか。疑問があるなら遺伝子検査をすればよい。

フランスやイギリスでは、王家の血を引くかどうか、遺伝子チェックをしていると聞いたことがある。男系男子だけに遺伝するマークなので、明らからしいのだ。大体、その家に生まれて、将来のことを下々に決められるなんて、腹の立つことだよ。曲がりなりにも支配者として君臨しているんだからさ。

税金とか、生活費とか、そんな卑小なことで文句は言われたくないだろう。比べ物にはならないが我が家も旧家で地方豪族の末だ。プライドだけは高い。世間とのズレがある。以前、親類の娘さんと話していて、婿養子を貰って頑張っていたのだが、「うちは士族ですから」と急に凛とした顔になったのを見て笑えたことがあった。

百姓扱いは止めてくれ、ということだった。私なら、百姓しているから、それで生活しているから何とも思わないけれど、女の後継者は、先祖のプライドという糧が必要らしいのだ。私も同じことか。だから笑えたのだ。記事には、反日、外国勢力の陰謀だと書く。そうかもしれないな、と正直思っている。

平家や源氏のように、全国には昔の旧家の血を引く人々がたくさんいて、日本の国体が出来ている。なかには豊臣秀吉みたいなのがいるけれど、それでも基本は変わらない。日本の歴史は変えようがない。それを絶滅危惧種だからと言って、純粋培養して、実験室のビーカーで保存するようなら終わっている。

人間として生きるしかないのだ。そして風力発電の低周波音被害を訴える私に対するバッシングだ。この苦悩が、これまで書いてきたエネルギーになっている。まさに反日、外国勢力による日本の征服だよ。風力発電による健康被害は分かっているのに、国を挙げて被害の否定、被害者の弾圧を行っている。

政治、行政、環境運動家、地域の人々、よくもこんなに見事な心理コントロールができたものよ。精神や思想の汚染は、こんなにも社会を変えてしまうものなんやね。被害者が苦しみ死んでいく。それを見た人が笑って手を叩いて踊ってみせる。「ワシらは面白うてならんのや」と私に告げに来る。

どういうことなのか、誰にもその転落の意味が分からない。倫理の喪失。言葉の破壊。因果関係は無いとする法律。こんなもので、日本人は簡単に変えられてしまっていた。いや、元々そんな人だったんやと、被害者も加害者も見ることができる。その人間レベルの低さはどうだ。各地の自称、風力反対運動はどうだ。

被害者が苦しんでいるのに、「ワシらは土砂崩れが心配だ」と繰り返す。絶対に被害者は助けないし虐待して喜んでいる。引っ越しして居なくなると、彼らの喜びようよ。「今はもう被害を言う人はいなくなりました」とさ。これが全国の被害地の有様になっていた。「風力の被害など聞いたこともない」と言っているからね。

私は外国の風力反対デモを紹介して、いかに日本が騙されているのか、訴えて来た。10年前、最初に助けを求めてきた、谷口愛子さんのことは何度も紹介した。由良町での虐待はどうだ。私に対する攻撃のすごさよ。日本は、このまま転落して滅ぶのか。自公が政治キャンペーンまでして、低周波音被害を否定する意味は何か。

なぜ私一人しか、反抗することができないのか。真実は一つだ。カネ儲けだけではない。日本の支配が待っている。奴隷にされたら大変やで。反旗を翻そうやないか。