風力発電に怒り、反対する理由

実際に被害にあって見なければ、その苦しさは分からない。風力発電の低周波音被害は、由良町で、その典型的な見本となる。また、被害感覚はなくとも、癌や脳梗塞で倒れて亡くなる人がいる。卓越した被害成分を持った低周波空気振動がストレスを与えるからだ。

一般の人、ほとんどの人にはその気圧変動は感じられない。聞こえないからこそ、無防備な生活空間で健康が蝕まれていく。性格や精神が変化していくのもそのせいだ。過激な人になる。あるいは家から出られなくなる。自宅に籠っている方が辛いのに。

行政だけでなく、政治的にも各政党が低周波音被害を否定したことは前ページに書いてきたとおりだ。参院選を利用してのキャンペーンであった。これだけ日本の各地で再エネ被害を見ながら、候補者たちは、一切それらの問題に触れることはなかった。政治感覚に敏感なんだろう。

明確に被害を否定した自公は大勝した。私はtwitterなどでも風力被害の真実を伝えたつもりが、かえってボロボロに排除されていた。いろんな意見、土砂災害とか風景とか、太陽パネルとか、環境運動家たちの独特なオウムの繰り返しだった。グレタさんの焼き直しよ。

真実は一つだ。水俣でもそうでしょ。福島でも、いくら否定したって無理筋だ。ところが日本の社会ではそうはなっていない。真逆の政策に人々は踊り狂う。映画「MINAMATA」なんかを見るとヘンだなと気が付くでしょ。これが国際的な常識なんだよ。

日本が政治、選挙を挙げて低周波音被害を否定する。異常なキャンペーンなのに、誰もその狂気に反論しない。ナチスと同じよ。由良町で、谷口さんらが風力被害を訴えた時も、人々は否定して弾圧を繰り返した。被害者が死ぬ度に人々は笑って喜んだ。

「ワシらは面白うてならんのや」と。環境運動家たちも大喜びだったやないか。私は、あの時由良町議会で29回の一般質問で風力被害を訴えて、風車を止めろと繰り返した。コテンパンに排除されたことは何度も書いたとおりだ。由良町を見下ろす山々に巨大な風車が建ち並ぶ。

誰もが被害者がいて苦しんでいることは知っている。その上で、権力側について被害者を虐待することが皆、例外なく面白かったのだ。それも被害者でさえな。水俣や福島でもそうでしょ。アウシュビッツでもな。最近の記事では、アンネの日記の彼女を密告してナチスに売り渡したのは同じユダヤ人だったと書いてあった。

それで見逃してもらったんだとか。アンネはガス室で殺された。この裏切り感覚は、もちろん由良町でも何度も見ている。地域社会なんてものはタダの幻想だったのだ。「Protest wind farm」、「Stop wind farm」、「Kein windpark」、何でもいいけど、適当なキーワードを入力すると、世界中の風力反対運動が出てくる。

風力コマーシャルや弾圧風景もあるから、徹底的な対策が取られていることが分かる。翻訳機能があるから、誰でも簡単に意味が分かるだろう。日本とは、ずいぶんと違うでしょ。なぜだか分かりますよね。日本語で、「風力発電反対」と検索して見ればもっと分かる。

御用学者たちがたくさん出ているし、論文にも書いてあるから、彼らがいかにウソを搗きまくって金儲けしているかも分かるはずだ。水俣や福島と同じやり方よ。世界中からアホにされているんやで。日本人よ、少しは成長しようじゃないか。

何が悪いのか、何が間違っているのか、自分で判断できるくらいの知恵を持とうじゃないか。健康被害があるからこそ、世界中の人々は怒っているんやで。