今回の被害者の弾圧について

福島の被ばく被害については初めから被害者が悲鳴を上げていた。まだ甲状腺癌などが分からない段階で、鼻から膿が出る、鼻水ではない、異常な健康被害に苦しむ人がいた。被害を訴えると周囲を取り囲まれて暴力を受けたと言う。

同時に、事故に伴う避難に、被害補償を求める媚を売る人々が笑顔で事業者や関連業者を歓迎したと言う。原発地域独特の社会模様だ。早々に逃げ出した人は「あんなところに帰れるかよ」と言っていた。かなり深刻な社会崩壊があったようだ。同じことは各地の原発地域にも普通に見られる。

とくに反原発のグループは再エネ推進のトリックになっていた。再エネさえ増やせば原発を0ゼロにできると言うのだ。この時点で原発も再エネも同じ利権構造になっていた。ウソ八百の世界よ。これまで原発反対と言っていた人たちは、いったい何だったのかとアホらしくなったものだよ。

由良町にも原発に反対して抗議デモを行っていた人がいた。親父の友達だったから、9条の会とか、そんな政治ではなく、常識的な感覚として原発建設を拒否したのだ。ところが政治的にはやはり分裂していて、その成果だけを利用するものが現れる。風力発電の推進、被害者の弾圧だ。

こんなに明らかにその人の汚さを見たこともなかったよ。まるでハリウッド映画の悪役を見ている感じだった。私は解説付きで聞いて見ていたから、被害者たちを含めて地域社会が急転していくのを目の当たりにした。添付資料は日本の裁判の記事だ。実はあの時、トモダチ作戦でアメリカ兵が大量に被爆したらしい。

それでアメリカや日本で裁判をした。癌になったり死んだ人がいたらしいのだ。結果は聞いていない。歴史の闇だ。日本のメディアが触れることはない。英語で検索したら出てくるで。そして今回の被ばく被害者に対する大規模な弾圧だ。有名な雑誌やジャーナリストがこれでもかと嫌悪を見せている。

いつも政治のアピールを派手にやっているから、やっぱりそうなんや、と改めて思ったよ。政権賛美のあの有名な女性ジャーナリストのサイトに投稿したけれど、一切無視だった。原発推進、再エネ賛美、カネ儲けの仕掛けだったのだ。まともな議論は受け付けない。まして被害者なんぞは聞いたこともないだろう。

カラクリがよく分かったよ。水俣の被害者は本当に気の毒なことだと思っている。今も様々な策略で被害が隠蔽されている。被害者への弾圧。黙らせる仕掛け。演出する箱もの。企業の奴隷。オチョクリ。それが「水俣」病の社会病の怖さだ。被害者を弾圧するやり方は由良町でも同じだった。

人々は被害者を笑いものにして喜んでいる。なぜなんやろう。誰一人として風力発電の被害を言葉にするものはない。私への弾圧が面白くてならないようだ。これが被害の本質なんやな、とその人を憎みながら念じている。地獄に落ちろ、と。それでも被害者を弾圧する勢力の盛況なことよ。

死んでいった谷口さんら被害者はしょせんリスクでしかないのか。受容義務なのか。町長はそう高らかに宣言した。恐ろしい時代よな。問題は、福島にしろ、水俣にしろ、由良町にしろ、誰も抗議する人のいないことだ。被害者に味方する。可哀そうだと思う。止めろと言葉にする。

人の感情として、当たり前な正義感が失われていたことだと思う。極端な話、今、ミサイルが撃ち込まれて政府が代わっても、日本人には何のことだか分からないだろう。それほどに日本人は転落している。被害者が苦しみながら死ぬ。それを見て手を叩いて笑う。あってはならないことが日本で行われている。

日本を取り戻そうやないか。過去に戻るのではなくて、新しい正義に満ちた日本を構築しよう。悪党はやっつけよう。これからはカネがすべてじゃない。豊かさや楽しさを感じられる社会を実現しようやないか。