海外の風力反対運動と見比べてみよう。

風力発電はヨーロッパから伝わったシステムでしょう。今から30年ほど前から、少しずつ、エコロジーだとか、自然との共生、まだその時には再生可能なエネルギーとは言わなかった。日本の各地にもシンボリック、ランドマークと謡って、風車が建てられたものよ。

竹下登内閣の1億円の「ふるさと創生資金」だ。筑波学園都市でも実験的なウィンドファームが登場する。すべて失敗だったのは見ての通りだ。原因は、風力発電を稼働させるだけの風がなかったことだ。あの時の担当者はまだ生きているから、今の風力発電の隆盛を見ると「なんで?」と思っていることだろう。

いや、発想の転換をして、詐欺に使えると工夫を凝らしたのかもしれないね。どちらにせよ天気図を見れば風速が書いてあるから、嘘八百の現実は見通せるはずだ。インターネットで、海外の風力反対運動を見てみよう。

Stop wind turbine (風力発電を止めろ)protest wind farm (風力発電反対)Kein windpark  (風力発電はいらない)フランス語やドイツ語でもよい。翻訳機能を使って、思いついた言葉を入力して見たらよい。日本にはない、世界の現実が見えてくるはずだ。

一方、日本語で、「風力発電反対」、「風力発電、抗議」などと検索して比較する。私の住む由良町は有名になったから、「由良町、風力発電」で検索すると、私のことが載っている。いつもの谷口さんの記事もな。

ここでまず不思議に思うのは、これまで風力発電の被害に苛まれながら、各地の、それらの記事が隠されているということだ。探せばどこかに残っているんだろうけど、伊豆や伊方などの風力被害を伝える記事はどこにもなくなっている。

ユージンスミスのように、被害を訴えようとすると、ボコボコに暴力を振るわれて消されてしまうんだろうか。10年前、由良町で風力被害が明らかになったころ、ハンナアーレントや、ミルグラムの『服従の心理』が映画になって話題を呼んでいた。

ナチスドイツのホロコーストの原因を、詳しく解説したものだ。私は、風力被害の隠ぺい工作も同じことだと深く感動したものよ。今回のMINAMATA映画にも同じような場面が描かれる。人間のやることは同じだ。水俣市では無視しているという。それが原因で映画になっているのにね。

「風力の被害など聞いたこともない」全国各地の人から同じ言葉を聞かされている。由良町の畑地区だけではないらしい。私の住む門前地区でも当然そうなっている。こんな可笑しい社会現象もないではないか。そして、各地のエセ反対運動では、今日も「土砂崩れが~」と言ってゲラゲラと笑っている。

これが日本人の姿なのだ。気が付いたと思うが、検索結果の私の記事に外国語が付いている。海外から日本の様子が見られているんだろう。非常に珍しい弾圧風景として、日本人論になっているようだ。私たち日本人は理解しないけど、アメリカやイギリスは絶えず日本社会を研究している。

Philosophy. 日本人にはない思考習慣だ。ターゲットにされている。金儲けのダシよ。あの戦争の時と同じやり方が繰り返される。たかが12歳の少年よ、と。その通りの現実に、私たちも気が付いて行動しないか。「明日では間に合わない」とかさ。簡単なスローガンで踊らされる日本人のアホさに気が付こう。

数は極端に少ないだろうが、真面目に抵抗しようやないか。風力発電に取り囲まれて、酷い管理社会に閉じ込められる。奴隷根性なら喜んで管理されることを選択するだろう。私は違う。自由に豊かに暮らしたいのだ。惨めな管理社会はごめん蒙りたい。由良町の風力発電を撤去してくれ。

たくさんの被害者が苦しみながら死んだやないか。