風力発電の音環境を知れ。

「低周波被害者の会」の汐見文隆医師と窪田泰さんは、全国の風力被害地に出かけて音環境を測定評価した。何が被害の原因なのか、物理的な測定結果を見せて、外因性の疾患だと断じた。決してあなたのセイじゃない、風力発電の発する有害な低周波音で耳鳴りや目まい、頭痛に苦しむことになったと診断したのだ。これが真実で、今もこの現実は変わらない。同時期、アメリカのニーナビアポント医師も、まったく同じ考え方を示している。

二人とも被害者の症状を調べて本にして公開したこともな。汐見先生は小冊子にまとめて、地域に配布して啓蒙、知識の普及に努めた。なかなか出来ることじゃない。私も真似してたくさんの資料をコピーして配って説明したけど、全くダメだった。余計に人々の反感を買ったかな。「ワシらは町長の言うことが正しいと知っている。オマエは間違っている」とさ。議員選挙、風力裁判を経て、人々がどんなに頑なに固まってしまっているか知る。

被害に苦しみ死んでいく人でも通じない。これはもう「アッ、ソ」と言うしかなかった。アホに付ける薬はナイ。それほど私が憎いか。人は、真実よりも【社会】を優先する。窪田さんの下にはたくさんの測定依頼があったけど、その測定評価で被害者が行動することはなかった。地域対策「考える会」、環境運動家が取り巻いていた。被害隠ぺいのカラクリなのにさ、嘘八百の環境論に消えていく。

知(痴)の葛藤かいな、違う、ウソの宣伝、キャンペーンに、魂を売り渡してしまう。だから死んでいった被害者たちに同情心はない。納得の上で喜んで死んだ。環境省の指針に「納得してもらう」政策の通りであった。役場や行政、政治の悪いことよ。誰一人として「風力発電を止めろ」という人はいなかった。面白かったんだよ。実際に被害地域の人は喜んでいる。催眠術、集団ヒステリーみたいなものだ。

「地下水が心配なんです」とか言ってさ、カルトやなぁ、狂ってるな、と感じている。なんせ全国で同じセリフを聞くからね。摺り込まれた呪いの言葉よな。「土砂崩れが心配です」とかね。言葉のすり替え、思想管理でしょ。それよりも彼らが風力被害者を否定して弾圧している意識を自覚している事かな。風力の手先として、権力を行使していると高ぶっている。各地のエセ反対、ペテンの環境運動の正体だ。

何がこうまでして被害者を虐待して喜んでいるんだろう。水俣病の本を読むと、同じ記述がある。地域の被害者、一般人の悲惨な歴史が綴られる。風土病みたいなもんよ。今も酷い弾圧が続いているのにそれが分からない。「簡単に、気軽に言わないでもらいたい」と怒られる。そりゃ、そうだろう。それが水俣人の地獄になっている。管理されているだけなのに。風力被害は、本当に水俣病と似ている。

どちらが、と言えないほどに全国各地で低周波被害が蔓延する。弾圧、差別がすごい。自分たちの地域社会なのにね。たまたま私は旧家のボンで先祖は源氏らしい。というのも、何度となく私に向って、「オマエは同和やろ」と罵倒する人がいたからだ。これも水俣病の物語によく出てくるエピソードだ。人々の差別心の汚さよ。なんでこんなモノに、モノ言われにゃならんのやと腹が立つ。しかしこれが日本社会の心理の片側だ。

身分社会が生きている。金持ちでも学歴でもない。地位や貢献でもない。フクシマの原発被害者、放射能被ばくは決して認められない。酷い有様をまざまざと見せられる。蔑視、差別心しかないんかい。国策なんかウソばっかりよ。香港人たちと話した時、「日本に身分制度はないんでしょ」と言っていた。中国人には分からないのだ。日本独特な差別制度がある。士農工商、とな。我家は後醍醐天皇の南朝側で戦って滅んだからなおさらだ。

弾圧、迫害はいつもの歴史通りになっている。後南朝と言われるものかな。私の抵抗もこれに習っている。由良守應は牢屋暮らしに、刑務所まで務めたからね。強くなければ生きてはいけんで。諸君、世界の常識がある。日本だけ違うんだ、ということにはならない。出自だけはどうにもならないが、正義、変革の時にある。しょせん、風力発電なんか詐欺でしかない。ウソつきをやっつけようぜい。風車なんて取り壊したらいい。

税金の無駄遣いに、我々がどれだけ苦しんだことか。政治の貧困の結果だ。150年前の明治維新のように、幕府でもない、藩閥でもない、世界に通じる日本を目指そうぜい。風力発電を撤去してくれ。