低周波被害者の会の窪田泰さんと話していて、「全国には低周波被害に苦しみながらも抗議の声を上げられない人ばかりなのはなぜか? そして由良さんはなぜ風車を止めろ、と一人でも訴えているのか?」という議論をしました。これだけインターネットが普及しているのに、誰も風力被害を訴えません。
汐見文隆医師が、あれだけの熱意をもって、低周波被害のカラクリを説明してきたのに、誰も理解する人はいなかったのか、と不思議でなりません。それどころかコテンパンに汐見説を否定した論文調の批判記事を見たことすらあります。巧みなウソで、添付記事のH理論みたいなものでした。
これは日本独特の被害隠ぺい工作だ、と考えています。日本人の弱い所を突かれたのです。「お国のために」と言って、自爆攻撃して若者を殺したプロパガンダと同じです。被害者ですら抗議できないように仕組まれているでしょ。私は、由良町という風力被害地で、谷口さんら多くの被害者が苦しみながら死んでいくのを見ました。
また、伊豆や伊方といった風力被害地で、なにが行われたのかも遠目に見ることができました。貧しい地域で、人の心も荒んでいた。弱者となった被害者を弾圧して追い出したり殺したりして喜んでいたのだ。「関係ない」と言って。誰もこの事件を伝えないから、私一人がこうして事実を書いている。
以下、先日、風力反対運動したい人からのメールです。御用学者の風力被害否定の論文を見ても、どうしても理解できないらしい。分からないように難しく書いてあるからだが、あたかも心配している風を装って、結局は、環境省の主張する被害否定と同じことを書いていることに気が付いてほしい。それを全国の「考える会」が連携して人々を騙しているのだ。
≪メール1≫
北海道の科学者会議の松井・田鎖両者が御用学者との御指摘感謝です。風車新参者なので、一読し、整合性があると判断、まともな北海道の科学者会議の情報としてシェアしてしまいました。権威ある科学者たちの会議という名称の老獪な論理のすり替えにまんまと引っかかり、八百長相撲の片棒を担いだというご指摘ですね。
ひとつ質問です・・・2019年9月7日に四万十町で初めての風力発電の勉強会が開かれました。四万十町役場会議室にて「四万十川ふるさとと自然を守る会」の代表佐藤さやさんと愛媛県の「四国風車ネット」主宰の黒田太士さん共催のオリックス大藤風力発電計画勉強会で、講師として北海道の占冠村の市川守弘弁護士を招きました、経費はパタゴニア基金の拠出。
参加者はなんと80名で盛会でした。市川弁護士が講演され帰られた後の佐藤さんと黒田さんの「反対運動をしたって訴訟をしたってなんにもならない・・・」という趣旨のとんでも発言にビックリし、即、腹が立ち,思わず立ち上がって「テンションが下がる!反対運動のための勉強にみんな集まってきた、政権が変われば風車被害は必ず止められる!・・・」と発言しました。
その後、ネットで調べたアイヌ遺骨返還訴訟での訴訟取り下げの市川弁護士の仕事例で市川守弘弁護士はひょっとして風車反対運動を封じる御用弁護士ではないかと疑っております、せまい風車界ゆえ、もし、市川守弘弁護士のこと何かご存知でしたらお教えください。
≪メール2≫
今、youtubeで確認したら、石狩の考える会での北大・田鎖の講演録画が見当たらなかった。たぶん消したんだと思う。 北海道の「日本の科学者会議」というのは、いや、どこでもそうだけれども、眉唾よ。 あの動画を見たら、考える会というのがいかにアホらしいものかがよく分かる。 環境省の風力発電被害を否定するポイントはいくつかあるが、ここでは二つ指摘する。
1. 風力発電は卓越した被害成分を持つ低周波を発して被害を及ぼす。
2. 風力発電が出来たから、風車病で苦しむことになった。更年期障害でも、精神疾患の人でもない。
この2点を言葉を変えて、同じことを言って否定しているのが北大・松井、田鎖です。それを考える会は絶賛しているんだから、話にならない。添付の論文を読むとそれがよく分かる。『科学者誌』などにも何度も掲載された。被害者潰しのエキスパート、御用学者よ。 北海道の科学者会議、その松井、田鎖論文をもって、それを片手に論じるなんて、鴨葱にされるだけよ。いや、笑いものにされる。
それは由利本荘でも下関でも同じで、風力反対運動の闇が丸見えになる瞬間でもある。 松井先生は「心配してくれている」そういう風力被害者がいる。馬鹿に付ける薬はない。窪田泰に、本当の所はどうなんだ、と聞いてみるがよい。今のところ、このトリックに気が付いているのは私と窪田さんだけだが、少しでもこの事実に気が付いて、彼らのアホさ、いや、もっと言えば「悪さ」を理解してもらえればと願っている。
彼らは、私の忠告など受け付けないのだから、確信犯やね。 日本の環境保護団体なんて、こんなレベルだったのだ。喜んで権力の手先になる。被害に苦しんでいる人のことなんか、どこを叩いても出てこない。何やこの人たちは、という驚きよ。被害隠ぺいのためのツール、仕掛けになっていたのだ。