戦争がないだけ、まだマシか。ヨーロッパやアメリカの移民・難民の被害を見ると、もうガイジンはいらんな、と思う。レベルの高いハイセンスな外人さんもいるから、一概に決められない。日本は昔から海外の文化を受け入れて発展してきた。日本文化の本質は、じつに大陸からの輸入に頼ってきた。満州国の建国さえもな。ところが上海や瀋陽を見て回った大叔父らが言うには、危険だとして言い伝えていた。
太平洋戦争は、まるでそのように展開する。由良港は軍港だから、海軍の兵隊さんをたくさん招いて接待したという。皮肉な話よ。本当はダメだと思っているのに、【お国のため】とか言っていたんだから。生きる、とはそういうことらしい。人には、社会には、裏腹がある。でも由良町で風力被害の実態を見ていると、人間にはもっと複雑な心理模様があることが分かっている。あの戦争の時と同じで、人は変わっていく。
自由に操られる。役場・お上には逆らえない。日本社会の宿命だ。だからこそ破壊願望に人々は狂喜するんだろうか。今のところ、全国の風力被害地で、風力発電の被害を認めて撤去した町はない。死んだ被害者は運が悪かっただけの名もない生贄だ。水俣病と同じパターンだ。慰霊碑があるなしか。どちらも随分と差別されて苦しんだんでしょ。誰も「止めろ」と云うことが出来なかった。
それは50年経った今も変わることはない。誰も悪いなんて思わないみたいだ。由良町では、アホよら、関係ないと笑いものだよ。知らないんじゃない。面白いからせせら笑う。それが被害地の現実だ。デストピア、暗黒世界になった社会の風景を見る。人の心が変化していた。風力が出来るまではこんな風じゃなかった。少なくとも被害に苦しむ人はいなかったし、誰かをあざ笑い、奇矯な非難を述べる機会もなかった。
テレビや新聞の風力キャンペーン、役場の心理コントロール、仕組まれた社会政策に覆われていた。最初は、被害者は苦しさを訴えて血相変えていたんだよ。私もそうなったからね。生理的な反応は皆同じだ。被害確率は100人中、1~3人。畑地区は狭い谷あいの、特殊な地形なので5~6人もいた。隣近所、軒並み苦しんでいた。谷口愛子さん宅の周辺だ。東大生がアンケート調査したら18.9%、5人に一人の割合で被害感があると答えている。
重症の被害者はすぐに死んでいった。この時、既に風力発電の低周波被害は知られていたから、殺人を目の当たりにしたと言ってよい。被害者たちだけでなく、私も依頼を受けて抗議したし、他の知識人も見かねて被害の有様を伝えていた。見殺し。いやいや、人殺しを見ていたし、さらに笑いものにして軽蔑の感情を露わにした。h23年の12月議会から連続して29回、私はこの酷い弾圧を止めろと訴えていた。
この役場とのやり取りの詳細をDVD、録音にして全国に伝えていた。明らかな犯罪だよ。しかし逮捕されて起訴されたのは私だった。人々はエライ喜んでいたよ。とくに被害地域の人らはな。この倒錯、異変に誰もが何も思わないんやね。私への蔑視があるだけよ。「谷口さんはウソついていたんやと」人々は嬉しそうに言っている。どうなっているんやろ。みなさん体制側になって、風力被害を否定している。
私一人が孤立して、低周波音の苦しさを言葉にしているのだった。今や全国でも私だけでしょ。「オマエだけやで」と笑いものだ。そうかい。そんなに嬉しいんかい、と、かつては仲良くした人と話していた。一切の風力被害は会話からは消えていた。言葉がなければ考えも思索もない。私は命がけでやっているから、その人らとの繋がりも共感も消えていた。関係ない、か。この事態が、これからどうなるのか誰にも分からない。
前ページに書いたとおり、与党も野党もない。国会議員はすべて風力推進だ。メガソーラーとかな。政治利権、よっぼと光り輝く夢があるんだろう。地方議員でも、酷さ抜群でしょ。倫理観のなさに驚くのは私一人なんかい。これまでたくさんの人に、由良町の風力被害を話して聞かせてきた。一応、汐見文隆医師、小林芳正教授の大御所が応えてくれた。日本ではここまでだ。私の叫びや、まして他の風力被害者の話など、笑い話にもならないようだ。
彼らの非難する言葉を拾い集めると恐ろしくなる。精神疾患、障害者、プラシーボ、更年期障害、カネ欲しさ、等々、これが国策かとビックリする。風力からは低周波は出ていない、と断言するからね。笑うしかない。Googleの写真地図には、すべての風車が消されている。「由良町、風力発電被害」と検索すると「被害はない」とトップに出てくる。ウィキペディアには「低周波被害の否定」が固定化されている。
思想管理が徹底しているのだ。日本人は家畜か❓ ペテンのエセ反対が賑やかだ。御用学者を担いだり、ヘンテコなお花畑にワイワイ楽しんでいる。これまでの風力被害に思いを馳せることはない。情報を閉ざして、洗脳、催眠術だけになっている。風力発電の話を聞くと、ヘンだと思わないかい。英語やフランス語、ドイツ語で検索して見なよ。自動翻訳があるから、世界の常識が分かるで。
いかに日本ではニセモノの風力思想が強制されているか、騙されているか分かるんやで。「protest wind farm」、「Kein windpark」、「 Non aux éoliennes」、スペイン語やポルトガル語でもいいで。被害隠蔽のサイトもアップされているから、とても勉強になる。ここまで対立した国際インテリジェンスよ。日本人よ、国際社会の真実を見ようぜい。島国根性だけじゃ、食い物にされるだけやで。
海外のエリートのウソにも気づいてくれ。日本の政治家のアホさがな、これからは市民の時代となるか。まだそんな奴は見たことがないけど。