11/17日のページには「風力裁判と由良守應の秘密」を書いた。実際にあったことと、公式の罪状には、こんなアホらしい秘密が公然とあった。私の風力裁判のことは、これまで何度も書いたとおりだ。また、山口県の風力裁判のことも、いまだに罰金支払いなどで苦しんでいるという。
先日も、風力反対運動の人と話していて、「あそこは風力業者が悪いから」という話題になった。違うよ。警察が、裁判所が、事件をでっちあげて罰金刑と懲役刑(執行猶予)を科したのだ。私の時もそうだったが、検察官の嬉しそうなことよ。国家権力を振るうことの喜びにあふれていた。うわっ、という嫌悪を感じたよ。
問題は、こんな事情を私が公開しても、誰も関心を示さないことだ。それどころか、由良町では地域の人々は大喜びして私を馬鹿にして笑いに来る。それほど嬉しかったのだ。谷口さんら被害者が苦しみぬいて亡くなった時も、手を叩いて笑って踊ったものだった。「ワシら面白うてしょうがない」と。
なぜだ?心理学の世界では、情報がない時に、一方的に上位者の指示があれば、人は簡単にその指示、命令に従うようになる。大学の心理学講座で、薄暗闇で、小さな電気の光が、実験者の言う通りに動いて見えるのと同じ原理だ。ところがよ、由良守應の罪状でも、そのまま後世に、今も伝わっている。私の罪状も、下関の案件も、それが人々には嬉しくてならないのだ。
「その部分だけを取り出して言うからだ。本当はほかにも悪いことがあるから、逮捕されて裁判にかけられたんだ」という人がいる。この論理もあちこちで聞かされたよ。たぶん情報を流して操作している人がいる。今回の風力事件では、同じ言葉を、同じ順序で話す人の、なんと多かったことか。添付の産経記事はアメリカの陰謀説だ。
これも何度となく記事になっているから、そんなこともあるんだ、と知っている人もいるだろう。私は、再エネ政策に反対のトランプと、推進側のバイデンと、という図式で見ていた。アメリカは二つに割れていたのだ。こんな陰謀に関わったらロクなことはない。それがテレビニュースとなり、世界に示されている。じゃ、日本は情報がないのか。そうじゃないだろう。みんな知っているのだ。
知っていて、人の不幸が嬉しくてならない。風車が電気を起こそうが、どうしようが、低周波が人に苦しみを与えようが、死のうが、「関係ない」と笑うのだ。誰も真剣に向き合う人はいなかった。『風力発電の被害』とは、結局、我々日本人の有り様を見つめて悲しむことになった。先日の水俣市でのシンポジュームでもそれを見た。なんということか。
被害隠ぺいの仕組みさえ整えば、日本人は簡単に従うだけのアホになっていたのだ。国際化の時代だという。しかしグローバリズムの災厄を呪う声もある。時代の流れは止められないだろうから、自立した人間になるしかないやろ。世界の田舎者。かつての『農協、月へ行く』じゃないが、笑われ者になってるで。私は嫌われ者らしい。