伊豆の風力被害・報告書を添付した。見てもらいたい。2008年(h20)になっているから、h18年版の抜粋みたいなものか。かなりこなれた文体に、エンジニア技術屋やな、と私なんかは見てしまう。由良町で私が風力被害に参加したのは、h23年11月末だから、この間、全国に風力被害が拡散していた。なんとh20年の新聞にはすでに「土砂崩れが心配です」と書かれている。環境省の「移動発生源の~」という調査報告書には被害否定の宣伝文が賑わっていた。
現地向けの対策編もあるから、矛盾、というのか、ハチャメチャな弾圧政策を主導していた。この辺のやり方は水俣病や福島原発事故と同じやり方になっている。読んでみたら笑ってしまうで。有識者、学者を集めて、これでもか、とペテンの大合唱よ。その学者を現地の「考える会」に呼んできて説明会を繰り返す。お花畑の主催者は、いつもの環境運動家、反原発だったり、自然保護団体だったりと、環境省ベッタリな利権構造になっている。
社会運動、市民活動と言っているけど、50年前にやっていた原発計画の時と同じ風景だ。由良町の周囲には3か所も原発計画があったからね。いつか見た風景に、メンバーも同じやないか、と疑いの目を向けていた。年代を追うと仕組みが分かりやすい。当時の反原発でも、中身はかなり怪しい。共産党は反対なんかしてなかったで、と言われている。
いいトコ取り、政治利用よ。今回の風力被害でも、自公、民主、共産など、すべての会派は再エネの大幅な拡大を謳い上げている。日弁連の風力推進の意見書も共産党の文と同じモノだ。弁護士の悪いことよ。さすが貧困ビジネスよな。正義漢はおらんのかい、と、せっかくの社会制度が空回りする。
風力裁判は、どこでも安政の大獄になっている。蛮社の獄とか。まるで江戸時代やで。違うのは、お上の無能に対する憤りのなさ、かな。由良守應も安政の大獄で牢屋暮らしをしていた。各地で勤王の志士たちが弾圧を受けて恨みが積み重なっていく。あるいは海外へと理想を求めたんだろうね。ヨーロッパやアメリカと比べて、なんと日本の遅れた不毛なことよ。その現実に気が付く日本人たちがいた。
この添付資料は、引き写しだから、途中までの紹介にした。ちょうどお上の地域対策で、被害の否定が行われていた頃だ。低周波被害者の会、汐見先生らが参加していたけど追い出されたと聞く。ウソつきばっかりだよ、と聞く。今も電話したらちゃんと答えてくれるで、「被害はありません」とな。他にもいろんなセリフを聞かされたけど、それは由良町でも、まったく同じ受け売りの言葉を聞くことになる。
自己家畜化。人は弾圧するとすぐに動物になる。囚人と変わらない。とくに由良町の場合、「薬を飲め」とか、さらに激しい虐待があった。環境運動家たちは大喜びよ。議員やスパイ工作員もな、すごいドラマを見せてもらった。私は『風力発電の被害』を書いて、何が行われたのかを伝えたつもりだったけど、できれば被害者たちの内面、心の変化も書ければと後悔している。
なんせ私も当事者で低周波被害に苦しんでいるでしょ。腹が立つんだよ。このクソ野郎、と思ったさ。奴らは考える会に閉じ籠って喜んでいた。最後の断末魔を漏らしながら、役場に協力しているとか、風力はに反対ではないとか、マントラを唱えていたんだよ。アホに付ける薬はない。それが人々には面白いのだった。私にはそれが許せない。たとえ私一人であったとしても、それは違うでしょ、と対立する。
村八分の嫌われ者で結構だよ。死んでいったアホな被害者たちとは違う。なんの痕跡もとどめずに、低周波の苦しみに悶え苦しみ、狂い死んでいく。伊豆でも伊方でも、全国どこの被害地で同じ惨劇でしょ。被害者の狂いようよ。役場の悪さを見よ。社会は分断されると、ここまで悪意に染まってしまう。誰も悪いなんて思わない。由良守生に対する憎しみで一杯だという。やりましたよ。
「風力発電被害」と検索したら私だけになっている。もはや日本人には関心のない風力被害の現実を見る。この資料と同じようなものは、福島県にも各県にもある。駆け引き、環境運動会、お花畑、いったい何をやっているのかと日本人の空っぽさが明らかになる。海外では「Stop wind turbines !」(風力発電を止めろ)と抗議デモを烈しくやっている。日本には、どこにもそんな気配はない。
アホにして喜ぶだけよ。その内に地獄を見るで、とも言われたけど、悪党の支配、デストピアの盛況になっている。いらない人が死んだらいいじゃないか。どうせもう人じゃない。地域としてどうするのか考えようや、と言って笑いものにする。まったく誰にも反抗心はない。K国やC国の人が見れば喜ぶで。アメリカ人はもっと正直に笑う。国際的な陰謀よりも、日本人の転落に、誰も立ち向かえない時代の転換を見る。
被害者の諸君に、自分で生きる道を切り開くしかないことを話したい。誰も助けてはくれない。敵対しかない。負けてはならない。共存なんかない。やるか、やられるしかないんやで。黙っていたら殺されるだけよ。風力を止めよ、と叫んでやれ。





