インターネットで「風力発電反対」とか「風力発電被害」と検索すると、見事な情報管理になっている。これはドイツでもフランスでも同じで、アメリカも凄い被害の否定がアップされている。この風力被害の評価は、世界で同じようなもんだけど、日本だけ、飛び抜けて破壊されているものがある。私は、最初から水俣病そっくりやな、と感じていたし、そのように訴えて来た。
45年前、暇な大学生として、西名阪自動車道の低周波被害・訴訟と共に、深く記憶に刻まれていたんだろう。汐見文隆医師、小林芳正教授、二人の主役から直接指導を受けることが出来た。私にとっては奇跡的な出会いだったと感動したよ。謦咳に触れる。こんな僥倖があるんやね。科学者とは何か、偽物との違いが、こんなにも明らかにされた瞬間はない。水俣でも、被害を別の方向に向ける策略が積み重なっていた。
被害者への弾圧。被害を訴える者への汚い悪意を見た。今もそのまま続いている。水俣宣言なんてさ、何やろ❓ と思わないか。暗闇に閉じ込められた悲劇に、誰も立ち向かえないのか。ハリウッドのジョニーデップの映画『MINAMATA』は拒否されるのか。安易に言葉にしてもらいたくない、言うたらアカンのや、と何度も聞かされる。それが水俣の現実だ。そしてそのやり方が由良町で繰り返される。叫び倒されるからね。
同じ差別意識があったにせよ、とばっちりを受けたものは敵わない。精神破壊、人間の破壊、社会が暗闇になっていた。アホよら、アホよら、と踊って見せた人もいたけど、こんな状態が、いつか住民意識に定着していた。我家は平安時代から由良に住む旧家でな、社会の有様を聞いているから、なおさらに人々の敵意が身に浸みた。人種が違う。なんということだ。
日本でも既に、低周波音の被害を受けて助けを求める人が各地にいたでしょ。汐見先生や窪田泰さんが出向いて、低周波音測定器で、何が原因なのか目に見える形で説明してきた。ところが各地では、両氏に対する拒否意識が、反発が明らかになる。いくら低周波を測ってもダメなんや。彼らに利用されている。被害者が言うんだから、何か理由がある。心理操作、裏切り、破滅主義、なんやこりゃ、と思ったさ。
「私たちは風力発電に反対ではありません」と主張するんだから、もう被害者じゃないわな。これが日本人一般の反応だった。由良町周辺の風力被害地では、まったく同じ心理操作が行われて、私は目の敵にされている。民衆の敵、人々の嫌われ者となっている。何でもいいのだ。土砂崩れが心配です、と彼らは繰り返す。裁判なんて、トテモ、トテモ。すっかり自動人形になっている。ロボットさんよ。
それでもな、初期の頃、泣いて私に掴みかかってきた人が何人かいた。断末魔を見た。すぐに死んだけどな。地域の人はそれを見ている。その上で被害を否定して、私をあざ笑う。日本全国で、同じことの繰り返しが行われている。「考える会」というエセ反対も、最初から仕組まれた地域対策だったことは、皆、知っていたはずなのだ。それほど私が憎いか。いや、もう誰も鼻にも引っ掛けない。それで終わりになる。
アーカイブになるけど、フィンランドの風力記事が有名だ。以下、小林先生とのやり取りを添付する。シリーズになっているし、かなり高度な内容です。日本にはこんな研究はない。それが辛いかな。汐見先生や小林先生の嘆きがある。各地でやっているニセモノたちよ、それらを見て、少しは反省しないか。恥ずかしい、と私は思うんだよ。
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