低周波被害は超常現象じゃない。

由良町の風力発電被害は有名でな、何が悪いのか、人の悪意がこれほどまでに湧き上がったこともないだろう。キチガイのように言う。と言われている。人々の差別視、蔑視、嫌悪に遭うと、断絶としか言いようのない対立を見る。彼らは皆あざ笑いして喜んでいるからね、感情を見せているから理由があるんだよ。風力発電が出来た最初の頃、ちょくちょくと、騒音被害があることを聞いていた。

h20年11月稼働の1000㎾、16基だ。被害者宅は二重サッシになって口止めされたと聞く。私の住む門前地区まで2㎞もあって音は聞こえない。それでも気になる人は被害情報をしっかりと把握していた。既に塗炭の苦しみに狂い始めた人がいた。心臓が痛いと言って、胸を押さえて歩く人がいた。たぶん風力発電のセイだろう、という人がいたから、私よりも早く風力被害の中身を掴んでいる人たちがいたのだ。

こんな話も、h23年11月に畑地区の谷口愛子さんから悲鳴のような電話を貰ってから、次々といろんな話が舞い込んできた。当初の1000kwの感じゃない。h23年9月、稼働の2000kw、5基はより近かったから騒音が聞こえる。リズミカルな衝撃波、圧力波が頬っぺたに直接当たっている。畑地区へ行く途中から、ものすごい音圧に耳がふさがれる。スゴイな、と音圧の酷さを体全体で感じていた。

耳で聞こえるとか、煩いとか言うんではなく、音環境がこんなに被害環境になることを体験した。人々の意識も一変していたよ。ヒステリックになっていた。今もそうだけどな。そこに住む人の精神性、人間性に強く影響する、誰かが【止めろ】と怒ってもいいんだけどな。それがなかった。「被害などあるはずがない」役場ではそう言っていたから、その理由もあることが分かっている。風力利権だ。

大企業の三井造船由良工場がある。周辺の風力発電所は皆、三井施工となっている。実際はペーパーだけどな。地域対策費で儲けたことだろう。既に東伊豆町など、全国で風力発電の被害が確認されていた。隣町の広川町、下津町でも大変な被害を出していた。汐見文隆医師が調査結果を冊子にして配布する。『左脳受容説』はh19年の出版だ。由良町でも汐見先生の勉強会が開催される。それでも人々の反応はない。拒否感だけか。

それが汐見先生に対してのものか、風力に関してか、善悪の区別がないんだよ。「風力だろうが何だろうが、ワシらには何の関係もない」と言っていた。全国的にも汐見先生は迫害されていたからね、拒否されていたやないか。私は由良町で一人、風力発電の低周波被害を訴えていて、この人は神かと思ったよ。だから私に対しての世間の烈しい攻撃もさ、支えとなる人がいて真剣に怒ってくれた。

「被害に遭って苦しんでいる人がいたら話を聞いてやれ。それが君の仕事だ」と言われたもんさ。でもその自称・被害者さんはすぐに裏切っていく。死んだ奴も、生き残ったものも「風力の被害など聞いたこともない」と言っている。ロボットになるのだ。弾圧、洗脳がすごいからね、それも仕方のないことなんだろうか。日本人の弱いことよ。「低周波被害者の会」の汐見・窪田チームは、幻のように消えていた。

日本だけが風力反対のデモがない。土砂崩れが心配なんです、とか、御用学者を担いでアサッテの話に舞い上がる。低周波被害・風車病の話はない。もしそこに風力被害者が参加して発言したとしても、東伊豆町や各地のエセ反対で見たように、仕組まれた罠になっている。カラクリがあるんだよ。全国大会だと言って、各地の自称・風力反対が集まってワイワイとやる。

もともと嘘の集まりだから、とくに政治家が来てスピーチすると真っ黒けな本音が出る。独特な環境運動家たちの悪意が沸騰する。カルトだよ。様子を見に行ったジャーナリストは、ヘンな感じ、とか言っていた。的外れ、お花畑、世論操作、なんだろうかね、アメリカやヨーロッパでやっている風力反対とは全然違う。日本独特なペテンのエセ反対だ。

「彼らは何者で、いったい何を目的としているのか、それを知ることが先決でしょう」と言われている。初めからセットになった心理トリックなのだ。由良町の場合はそれが酷かった。低周波被害も苦しいけれど、被害者を集めては閉じ込めて殺してしまう。地獄の風景を見たやないか。だから低周波被害と弾圧、この2点がセットになっていると主張してきた。人々は大喜びさ。

由良町は特殊だと思うけれど、全国各地の風力被害地でもそれは同じことになっている。私に対する拒否と嫌悪、汐見先生らには及びもしないが、その記憶がよみがえる。いつしか日本で人間の家畜化と、自己家畜化が浸透していた。お花畑の成果もあるけど、需要があったんやね。日本人は豊かになり過ぎた。社会主義政策で、ブラブラ遊んでいても生活に困らない。人の悪口がレジャーになる。

人の不幸が面白い。ウクライナやパレスチナの戦争が羨ましい。日本は平和さが過ぎたのだ。過ぎたるは及ばざるがごとく、という。共食いみたいなものか。外敵ではなく、内部崩壊していくのかもな。政治が、あまりにひどいでしょ。それは日本人の反映だ。平和過ぎ、金持ち過ぎ、バカ騒ぎだけがバラエティ番組のように展開する。それにしても低周波音の苦しさよ。

耳鳴りと目まいに死にそうだよ。日本人のこの狂気に、誰も何も言うことはないのかい。ワシらは土砂崩れや、とせせら笑うか。アホよら。とな。