いやはや、北大、田鎖氏の記事です。
5/13日付のページには講演の動画を、5/26日付のページには論文をアップして批判しています。それが、どうしてこのような記事になるのか、真逆の内容になっているではないか。の考え方が間違っているのか? それとも長周新聞のこの記事が正しいのか?
みなさん、よく考えてみてください。由利本荘市には既にたくさんの風力発電が建設されていて、被害者も多く確認されていると聞きます。しかし物理的な把握、つまり風車由来の低周波音の測定はしていません。「風力発電を止めろ」という抗議運動もありません。
田鎖の資料には周波数20Hz以下がありません。人の耳に聞こえない20Hz以下に被害成分があるのに、激しい空気振動、卓越した被害成分の話がスッポリと抜けています。また、風車病で苦しむ人は、先天的に内耳に疾患のある人で、一般の人は心配いらないと言っています。
つまり風力発電のせいではない、苦しいと訴える人自身の問題だ、と言っているんです。内因性の疾患だと。H特性などと、A特性と同じことです。聞こえない音は影響がないと言っているんです。20Hz以下の聞こえない音は考える必要はないとしています。
【みなさんは、なぜ彼の言っている意味が分からないのでしょう】彼の話は結局、環境省が毎年のように調査報告している風力発電の低周波音被害を否定する根拠と同じ主張になっています。これぞ御用学者のスターではないか。たしかに彼の話は上手い。歌謡ショー顔負けよ。
低周波被害が、風車騒音にすり替わっていく。不安を煽りながらも環境問題、エネルギー論になっていく。今も風車病で苦しんでいる被害者のことなど一言もない。だって「被害はない」んだからね。実はこのやり方は水俣病の時と同じやり方です。
御用学者が多額の研究費を得て、ポストについて、「関連は分からない」と言いながら被害を拡大する。国の方針に従った方がお得ですからな。良心なんかどこにもない。汐見文隆医師は全国の風力被害地に出かけては迫害にあい、追放されました。
風力発電の発する有害な低周波には2Hzの所に卓越した被害成分があると指摘してきました。田鎖はそれすらも無視して恥じることはない。全国の「考える会」というフシギな集まりに共通の企みを感じないか。行政と通じて被害を隠ぺいするのだ。自然エネルギーの呪いがある。原発と同じことでした。
みなさん、ダマされていることに気が付いてください。いや、田鎖が正しい、オマエが間違っている、というなら、汐見先生の本を読んでみてほしい。汐見先生を非難する風力被害者たちを見て、私は汐見教に染まってしまったのです。由良町の風力発電を止めてください。
海外の風力発電被害の研究論文を見ると、日本の凄まじい低レベルがよく分かります。情報を遮断されると、人は、こんなにもアホになるのかと驚きます。金儲けのダシにされているんですよ。