この風力発電の問題に関わってから・・・

この風力発電の問題に関わってから、私は、和歌山市在住の汐見文隆医師と何度かお話しました。

汐見先生は、低周波音被害に関しては、日本有数の識者です。これまで、たくさんの公害問題に力を尽くされました。

あるとき、汐見先生から、かかりつけのお医者さんは何と言っている ? と聞かれました。

私は、「まったく受け付けてもらえません」と答えました。

これまで、近所の医師、二人に私の低周波音被害の症状について相談しました。

二人とも、まったくといって良いほど無視を決め込んでいます。拒否しています。

汐見医師は、「そんな医者は、早く医者なんか辞めちまえ。とワシが言ったと、言っておけ」と大層、怒りました。

人が病気で苦しんでいる。原因も見極めずに、頭痛薬やら、安定剤やらを出して、ごまかしている。

病気の原因は、外因性と内因性があります。

低周波音被害者は、音源(原因) がなくなれば、何もないのだから、外因性です。

低周波音測定器で測定すれば、自然界にはない特異な超低周波音が観測されますから、原因は明らかです。

今日、インターネットにより、風力発電による低周波音被害は、ごく一般的な公害として認知されています。

汐見先生は、このことを前提として、この町の医師の無責任さに立腹しておられました。

人々の健康を預かる医師が、何たることか、というものです。

そして、私に対しては、低周波音の被害を受けて、そこに住めなくなっている人たちがいることを、行政に伝えて、救済の手を打て、と話してくれました。

それで、私が今日、このように人々の苦しみを苦しみとして、議会で訴えているわけであります。

これは由良町だけの問題ではありません。既に、全国の被害者の方が、支援者の方が、この議会の答弁を注目しています。

風力発電と、住民の生活と、どちらが重いのか、ということです。

行政の本分に返り、地域住民のために、必要な対策を実施していただきたいと思います。