お気楽な日本の対応

前ページには「カブールの恥辱」と書いた。日本人にも関心があるらしく、たくさんのメディアで取り上げられているようだ。大体が極楽トンボを絵に描いたような、ニュースになっている。海外メディアとの落差に気が付いた人はいないのだろうか。今日の記事には、日本大使館の人は英軍機で退避したとある。

何事もなくて、本当によかったですね。韓国が、カブールの恥辱と書くはずだよ。韓国人なら久々に大喜びだろう。たまにこんなことがあってよい。日本の外務省なんてこの程度のものだったのだ。インテリジェンスなどと言っても始まらない。それを政治努力が必要だと、言葉をすり替える結論に闇の深さを見てしまう。

カネ儲けが上手いだけの空疎な日本人か。鴨葱にされるだけやわな。産経には毎日、風力発電のコマーシャルが載っている。よっぽどカネになるんやろうね。私は、悲惨な風車病の実態を書いているけれど、稼働率や利権の酷さを誰も触れないのはなぜなんだろうか。私のページの8/2日には、太陽光でさえ稼働率は13%と書いている。

風力発電の場合、風なんか吹いていないからね。見せかけの演出なのだ。洋上風力というけれど、台風銀座の日本で、試験運転だけで失敗を何度も重ねているではないか。このお気楽な風力コマーシャルは、いったい何だろうと思うのだ。事業者に責任感などあろうはずはない。かつてあった、電力屋、とか、ダム屋、とか、誇り高き技術屋の姿はそこにはない。

それがアフガンの記事にダブるのだ。日本人も落ちたものよ。カネや身分だけではない、何が大切なのか、という人間本来の価値観を取り戻そうぜい。