環境省の意見募集に投稿しました。

パブリックコメントだといって運動家たちが騒いでいます。私は、彼らが何を言っているのか分からなかった。

彼らからのメールに『風力発電施設から発生する騒音等の評価手法に関する検討会報告書(案)に対する意見の募集(パブリックコメント)について』とあった。

添付資料を見ると、いつものように「風力発電と健康影響との関連は確認できない」という文面が延々と最後まで続いている。被害調査、健康調査をしないのに、よくも被害者を弾圧するために組織的に国策として、ここまでやるか、と恐ろしくなる。

水俣市でも、今の福島県でも、被害は認められない。被害調査は決して行わない。知らん顔して被害者を迫害している。被害地域では、決して被害に苦しんでいることを言葉にしてはいけないことになっている。こんな社会が良いと思いますか?

運動家さんたちは運動が目的で再生可能エネルギー(風力発電)を推進しながら、時たま自称被害者さんを捕まえては低周波があるとか言って騒ぎます。言葉を借りると『パヨク』です。彼らの言っていることは支離滅裂です。行政の手先になって、問題をすり替えています。

今現在、全国に風力発電によって、被害を受けて苦しんでいる人たちがいます。被害者の救済が第一です。風車の運転を止めてください。そして撤去してください。問題を取り違えて誤魔化さないでください。

 

風力発電施設から発生する騒音等の評価手法に関する検討会報告書(案)に対する意見
環境省水・大気環境局大気生活環境室あて
由良守生

意見
添付資料を読んで全般的に感じたことは、風力発電の建設により、周辺の人々に深刻な健康被害を及ぼしているのに、その被害内容の記述が見当たらないことである。

被害の原因は、風力発電の発する超低周波音であることは世界的に明らかになっている。
それをあえて、「健康影響については、統計的に有意な根拠は認められなかった。」として、「超低周波音が問題ではなく、“聞こえる”音(騒音)の問題」とする報告書の記述に非常な不信を感じた。

3ページの<騒音の実測調査>では、「全国29の風力発電施設の周辺の合計164の測定地点で」とあるが、どこの場所か分からない。
和歌山県日高郡由良町や海南市下津町では大変な被害を受けているが、それらの被害地域かどうかも分からない。
測定地点も同じく、どのような地点で測定したかも記述がない。風力発電の規模、設置状況も分からない。

「超低周波音領域の成分は、聞こえない/感じない」とあるが、もともと被害成分である5Hz以下の成分は人の耳にはほとんど聞き取れない。
しかし、いったん低周波音被害者となり、被害成分に敏感になった被害者にとって、これほど辛く苦しい感じもない。

実験室での実験では、どのような人体実験が行われたのか分からないが、巨大な風力発電が発する特異なピークをもった被害成分を実験室で再現することは不可能である。
被害者は、1Hz周辺の特異なピークをもった被害成分のある超低周波音を長時間連続して晒されることにより、低周波音症候群(風車病、Wind Turbine Syndrome)に罹患するのである。
個人差が大きく、被害を受けて我慢できない耳鳴り、頭痛、吐き気などに見舞われる人は100人中に数人程度である。地形の影響も大きい。

しかし、本人ですら気が付かない胸苦しさ、体のしんどさ、などを含めると30%に及ぶと汐見文隆医師やスウェーデンの医師新聞Lakartidningen2013.8.6は報告している。
是非、疫学的な調査が必要である。

8ページには、「風力発電から発生する超低周波音及び低周波音と健康影響については、明らかな関連を示す知見は確認できなかった。」とある。
全国の風力発電被害地において被害調査を実施すべきである。由良町では、2015年1月、大学生が卒業論文として、畑地区117世帯、270人(配布127世帯、317人)のアンケート調査を実施した。

その結果報告書によると、全体の18.9%の人が被害症状を訴えている。是非、専門の医師による健康被害調査を実施する必要がある。
また、風力発電により景観が損なわれたと感じる度合いは、わずらわしさ(アノイアンス)が関係するとある。

そのとおりであるが、低周波被害者となり頭痛や目まいに苦しめられている者からすると、風力発電を見るだけで「吐き気」がして精神的な圧迫を受けている。
実際、近隣の被害者は、出来るだけ風車を見ないように家の中に引き籠るようになっている。その結果として、さらに症状の悪化に苦しめられるようになっている。決して、「思い込み」などというものではない。

14ページには、(1)立地環境と周辺環境 において、風車が静隠な地域に設置されるので、騒音のレベルが低くても、感知しやすく、気になりやすい、とある。
耳に聞こえる騒音は波長が短く、遠くまで届かない。あまり回折しない。ところが風車から出るのは超低周波で、波長はずっと長いので減衰せずに回り込む。

もし、この超低周波が東京などの大都会の喧騒の中でのことならば、さほどの問題にはならなかったかもしれない。
静かな田舎の音環境だからこそ、被害成分が、他の音に邪魔されることなく、純音として被害を及ぼすことになったのである。
決して、「気になりやすい」というような感覚レベルの話ではない。特異なピークをもった被害成分だけが純粋に被害者に作用する音環境にある。

また、(2)発生する音の特徴・性質 において、20Hz以下の音に関しては、音圧レベルが聴覚閾値を越えるものは確認されていない。
とくに低周波数成分の騒音の卓越が見られるわけではない。とある。図8を示しているが、肝心の被害成分である1Hz周辺の測定データがない。

ドイツの医師新聞2015.6月には、へニング・ミュラー、ゲルハルト・アルティンガーによる論文に、フーリエ変換して詳細に特異なピークをもった被害成分を観測している。
1/12オクターブ分析でも、同じような結果になるそうである。
これらのことを振り返ると、いかにこの報告書が考え方、調査、結論が間違っているかが分かるものである。早急に撤回して、現に被害に苦しむ人々を救済すべきである。

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